もってけ!ずしおうまる

モンハンが大好きな、へっぽこ大剣ハンターZushiの狩猟記録。他ゲー、アニメ、音楽、仕事の愚痴。持続性のない記事が多めです。

PS4、Xbox One、PC版のドラクエ11Sは買うべきか?

ども!
ずしおうまるです。
今回は2020年12月4日にPS4、Xbox One、PCで発売されるドラゴンクエスト11Sを買うべき?
ということについて語っていこうかと思います。
わたしはすでにPS4で発売された無印版ドラクエ11と、2019年9月27日に発売された、
ニンテンドースイッチ版ドラクエ11Sをプレイ済みです。
また、PS4版ドラクエ11Sの体験版も触ってみました。
これらをプレイしたうえで、
ドラクエ11Sを買うべきか否かを語っていこうと思います。







【ドラクエ11Sは買うべき?】
単刀直入に言うと、買うべきです。
というのもドラクエ11Sは、歴代で最もストーリーが綺麗にまとまっており、ボリュームも膨大で、時系列的にもドラクエの原点となる位置付けのナンバリングタイトルなので、
ドラクエシリーズをやったことがない人はもちろん、シリーズを楽しんだことがある人にも楽しめる内容になっていると思います。



☆こんな方におススメ
・ドラクエシリーズが好き。
・全部ではないがいくつかナンバリングタイトルを遊んだことがある。
・ドラクエ自体はじめてだけど、どんなものか遊んでみたい。
・難しいアクションなどなく、ポチポチボタンを押しながらのんびりゲームを楽しみたい。
・戦闘よりストーリー重視のゲームがしたい。
・レベル上げをコツコツとするのが好き




☆購入を少し考えた方がいい方
・コツコツゲーが苦手。
・ストーリーよりアクションや戦闘重視のゲームがしたい。
・腰を据えてゲームをする時間を1時間以上とるのが難しい。
・すでに無印ドラクエ11をクリア済みの方。追加ストーリーだけでもそこそこボリュームはあるが、買い直すくらいなら動画やブログで補完するのもアリ。








【まずは体験版から】
とにかく迷っている人は体験版を遊んでみるのが早いかなと思います。
すでに体験版は配信中なので、ぜひこの機会に…。
本編へセーブデータが引き継げるのはもちろん、
体験版クリア特典のアイテム(スキルのタネ3つ)も受け取れます。

ちなみに、ドラクエ11Sの体験版はかなりやりごたえのあるボリュームになっており、
7〜10時間くらいは遊べるかと思います。
じっくりやったらもう少しかかるかな?
一応、ややネタバレに少しなりますが、
カミュ、セーニャ、ベロニカを仲間にしたあたりまで進められるというかんじです。
ドラクエの戦闘は古臭い、眠い、つまらない…と感じる方も多いようなので、
まずは体験版を遊んでみて決めるのが良いでしょう。
体験版だけで合うあわないがわかるの?と疑問に思うかたもいらっしゃるでしょうが、
体験版のような内容がドラクエですw
遊んでみて肌に合わない…つまらないかも…と感じた場合、本編で劇的に良くなる何かが起こるか?と言ったら、たぶんなにもないです。
逆に、つづきが気になる!とおもった方は、迷わず購入しても良いでしょう。
後半に行くにつれ、ストーリーは盛り上がりますので…。







【本編クリアまでの時間は?】
わたしがスイッチ版の11Sを遊んだときは、本編クリアまでの時間はだいたい45〜50時間程度でした(クリア後ストーリーは除く)
今作から追加された仲間たちのストーリーぶん(追加ストーリーは3〜5時間程度)と、
サブクエストなどを進めた時間も入っているので、サブクエストや寄り道を飛ばしてサクサク進めた場合はもっと早くなるかもしれません。
ちなみにレベル上げ(いわゆるメタルスライムなど経験値が多い敵を倒す)は、ほぼしていません。
道を走っていて、目があった敵を気まぐれに倒しながら進んだ程度なので、
レベル上げと呼べるようなものをガッツリとやってはいないです。
町の人との会話をきちんとして、町の中の探索やダンジョン探索はきちんとこなしたうえでのクリアタイムなので、参考になるかは微妙ですが、
ストーリークリアまでは、なかなかのボリュームだと思います。






【クリア後は?】
ドラクエ11Sはクリア後からがむしろ本編なのかな…と、思います。
個人的にはクリアまででも、じゅうぶんストーリーは綺麗にまとまっており、
これ以上ないくらい良い感じに終わったのですが、クリア後も物語はつづいていきます。
ドラクエ11のすべての物語を紡ぎ、
タイトルの伏線回収、
そして、次の伝説へとつづいていく秀逸なストーリーは、ぜひ必見です。
今後ドラクエを語る上で、ドラクエ11は非常に重要なナンバリングタイトルになると思うので、ドラクエ好きならばクリア後まで楽しみましょう。
また、主人公と各キャラクターが結婚できるお楽しみ要素もあるので(男同士も可)
興味がある人はぜひ…。
ちなみに、クリア後の世界をさらっと遊ぶだけでも10時間以上。
隅から隅まで遊んで、キャラクターの強化をした場合は、もうちょっとかかるかもしれません。
クリアまでの時間とクリア後までの時間を合わせたら、
60〜80時間くらいかかると思います。




【無印とドラクエ11Sの違い】
無印ドラクエ11の完全上位互換がドラクエ11Sと考えてもらってOKです。
ドラクエ11とドラクエ11Sのどっちを買おうかなぁと悩んだら、間違いなく11Sをオススメします。


☆ドラクエ11Sからの追加要素
・フルボイス(ON/OF可能)
・本編では語られなかった仲間たちのストーリーを追加(命の大樹異変後)
・キャラクターとの結婚イベント
・3DS版でしか遊べなかったヨッチ族のイベントがプレイ可能に
・古き良き2Dモードでもプレイ可能
・真の裏ボス追加
・フィールド上でダッシュ可能、戦闘早送り機能追加
・ボイスドラマ全10話(本編では描かれなかったシナリオ)

…などなど、膨大な追加要素が盛りだくさんです。
ドラクエ11Sより安いから、無印ドラクエ11を買えばいいや〜と思っている方も、
ぐっとこらえてドラクエ11Sを購入…もしくは中古になるのを待つ方がお得だと思います。






【ボイスって必要?】
ドラクエ経験者あるあるですが…ドラクエにボイスなんていらなくない?
という疑問は必ずわくと思います。
ドラクエは硬派なゲーム。
テキストを淡々と読み込むのがジャスティス。

…かくいうわたしもその1人でした。
ボイスなんで邪道。仲間は声出しで喋らんでよし!と思っていましたが、
すぐに考えを改めました。
ボイスがあるかないかで、イベントの緊迫感や臨場感が全然違います。
ストーリーも文章をボケっと読んでいるより、
ボイス付きでキャラクターが喋ってくれるほうが、内容がすっきりと頭に入ってきます。

テキストだけでもあれだけ感動したイベントが、
ドラクエ11Sで今度は声優さんの演技付きで再生されるので、
もうボロボロ涙が出てきて、画面が涙で見えなくこと間違いなしです。
ボイス付きって良いなぁと思い知らされました。
ちなみに、ボイスはオフにもできるので、
いや、俺はボイスなしでドラクエを楽しみたいんだ!という方にも安心です。






【シリーズを遊んだことがない…】
冒頭のほうでも語りましたが、ドラクエシリーズを一度も遊んだことがないけど…と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、特に問題ありません。
ドラクエシリーズは続編ものではないので、
1つ1つストーリーが繋がっていたりはしません。

一応、時系列や世界に繋がりがあったりはしますが、気にするほどではありません。
しかし、ドラクエ11を遊ぶにあたり、どうしてもナンバリングタイトルが気になっていて、遊んでみたい方がいらっしゃいましたら、
ドラクエ3→ドラクエ1→ドラクエ2
という順番でロト三部作を遊んでみてください。






【シリーズファンだけど…】
ナンバリングタイトルを遊んだことがあるけれど、手が出ないな…という方もいらっしゃるでしょう。
ドラクエは好きだけど、なんとなくドラクエ11を遊ばないまま終わってるという方にも、非常にオススメです。

昔懐かしい2Dモードでサクッと遊べる他、
フィールド上でのダッシュ機能も追加されたので、かなり遊びやすくなっています。

また、今作はシリーズ好きならば、時系列的にかなり重要なナンバリングタイトルです。
ドラクエを語る上でもドラクエ11を遊んでおいたほうが良いのではないかなと思います。
どうしても遊ぶのがつらい…というシリーズファンの方は、
せめてプレイ動画やブログ、考察サイトでも
良いので、目を通しておくと良いかもしれません。






【ドラクエ11Sの微妙な点】
良い点ばかりではなく、せっかくなので、微妙だなと思った部分も語っていこうと思います。




☆良くも悪くも古き良きゲーム
グラフィックが進化し、ボイスがつこうがやっぱり良くも悪くもドラクエであり、
それ以上でも以下でもない
のです。
シリーズファン、ナンバリングファンは、コマンドをポチポチ連打しながら戦闘したり、
ボーっとレベルあげすることに慣れていますが、
少し若い世代のプレイヤーには退屈に感じるかもしれません。
たしかに美しいグラフィックに加え、ボイスまでついて、一見進化したような気がしますが冷静になると、
やってることは昔のドラクエと同じことなので、
それを良しと取る人もいれば、
つまらないと取る人もいることでしょう。






☆1本道のように感じる
少し寄り道したり、行ったことのない大陸に先回りして上陸してみたり、
好きな時に好きな場所に行って冒険してる感じが味わえることがドラクエの楽しみの1つだったのかなと思います。
残念ながら今作は、行くべき場所が決められていたり、ちょっと横道にズレてもあまり旨味がなかったり、ただ決められた道をなぞっているだけのように感じます。
以前は船に乗れるようになったら、桟橋がない場所でも好きなように船をおりられたり、
大陸と大陸のあいだに流れる川をたどってみたら見知らぬ洞窟を見つけたり…。
空を飛べるようになったら、
今まで行けなかった高台に宝箱があったり、
隠れた町があったり。
移動手段が増えたら、そのぶん寄り道してワクワクしたものですが、
今作は寄り道できる場所があまりなく、
冒険というより物語をただなぞっているだけ…という感じが否めません。
そこがやや残念な部分でもあるかなと思いました。






☆仲間との会話テキストがやや少なめ
以前のナンバリングタイトルは、話しかければ話しかけるだけ仲間たちがボロボロ面白い話をしてくれましたが、今作は控えめかなと感じました。
町についたときや、特別なイベント以外にも、ただ町の人となにげなく交わした会話のあと、仲間に話かけるとおもしろい反応をしてくれたり…と、仲間との会話がドラクエの楽しみの1つでした。
今作は会話のバリエーションがやや少なめでちょっとさみしく感じました。
特にドラクエ11Sは魅力的な仲間ばかりなので、もう少したくさんの会話を仲間と楽しみたかったのが本音です。






☆忙しい現代人にはやや長すぎるかも。
ドラクエ11Sのボスとクリア後の裏ボスまで全て倒して、ストーリーをすべて追ったらかなり膨大な内容になると思います。
特に目新しい要素もなく、
ただただ古き良きドラクエを維持したまま、
50時間以上ストーリーを追っていくのは、つらいと感じる人もいる
かなぁと思います。
それでも、ストーリーは秀逸なので、好きな人は間違いなくハマりますが、
ダメな人はとことんダメかもしれません。








【総評】
ドラクエ11Sはシリーズファンなら間違いなく買うことをオススメします。
ファンではないけれどいくつかナンバリングタイトルを遊んだことがあるという方や、
ドラクエをはじめて遊ぶという方は、
まずは体験版で、イメージを掴んでから購入を検討することを強くオススメします。
間違っても、新しいドラクエだとか、戦闘面の進化に期待をして買ったりするとしたらガッカリする可能性大です。
すでに無印ドラクエ11を遊んだことがある人は、わざわざ購入するほどでもないとは思いますが、
異変後の仲間たちの追加ストーリーは胸熱ですし、好きなキャラと結婚もできるので、
そういった要素がめちゃくちゃ気になる!という人は買ってみても良いかもしれません。






王道の熱いストーリー、仲間たちとの友情、
出会いと別れ、苦しみを乗り越えた先にある希望、
過ぎ去りし時を求めた先に、果たしてどんな結末が待っているのか。

長い長い物語の先は、勇者であるあなた自身の目でたしかめてみてください。

ドラクエ10:なぜ相方文化は否定されてしまうのか?

ども!
ずしおうまるです。
コロナウイルスという未曾有のパンデミックに世の中は右往左往しておりますが、
いかがお過ごしでしょうか。
家の中で過ごすことが増え、この機会にゲームを買ったり、オンラインゲームに手を出してみたよ!という方も結構いらっしゃるのでは?
さて、今回は国内MMORPG代表ゲームの1つ、
ドラゴンクエスト10の相方文化
について考えてみようかと思います。







☆相方ってなあに?
まずはじめに疑問なのは「相方」ってなんでしょう。
よくコンビで活動しているお笑い芸人さんが、
一緒に組んでいる相手を「相方」と呼びますね。
志しを同じくした相棒や戦友みたいなイメージが一般的ですが、ドラクエ10の中での相方は少し違います。
ドラクエ10の中での相方はと言うと、
「ゲーム内で一緒に遊ぶ恋人」のようなものを指します。
つまるところ、ゲーム内で会って、ゲーム内で会話を楽しみ、ゲーム内で一緒に冒険したり、
おそろいの装備を買ってみたり、
キャラ同士をイチャイチャさせてみたり…。
もちろん、リアルに発展する場合もあるようで、中には相方からゴールインしたケースも稀にあるようです。





☆なぜか嫌われてしまう相方
相方はなぜか嫌われる傾向にあります。
たとえば、
じつはおれ、相方がいるんだよね
と、カミングアウトしたとたん、仲良くしていたフレンドから切られてしまうこともあるほどに、
ドラクエ10の中では相方と聞くと嫌がる人はけっこういます。
なぜ相方は嫌われてしまうのでしょうか?
まず、相方という文化そのものが良く思われていないということが第一にあります。
おそらく、ほとんどの方が、ドラクエ10を遊ぶにあたり「ゲームを楽しみたい」という気持ちからスタートさせています。
ゲーム内での恋愛を求めてゲームをしているという方はそもそもが少数派なのです。
そして、相方を作った場合、お互いにほどよい距離感を保っているカップルもいますが、
四六時中一緒にいないと気が済まないカップルもいます。
たとえばプレイスキルがあって色々な職を出せるAくんを誘って遊びたいな、と思って誘っても、Aくんの相方のB子ちゃんがついてきてしまったり、
3人PTを組んでいて、残り1枠をAくんに入ってもらいたくて誘ったら、「相方のB子も一緒に行けないんじゃちょっと…」と断られてしまったり…
と、相方がいることにより誘う方も気を使う羽目になるので、相方を毛嫌いする人も多いのです。
また、リアルでご結婚されており、旦那さんや奥さんやお子さんがいらっしゃる状況で、
ゲーム内で恋人を作っている方もいるようで、
それに対して倫理観に反していると感じる方も多く、これもまた相方に対して良いイメージをもたれない要因になっているようです。







☆相方はアリなのかナシなのか。
個人的に、全て理解するのは難しいですが、プロセスを踏んだ上でならアリなのかなと思います。
今やネット時代となった昨今では、
ネットを通じて知り合って、ネットを通じて友達になったり恋人になったりは、当たり前の時代になりました。
ネットゲームも同様に、
ゲームで知り合って、ゲームのオフ会で実際に会って、意気投合してリア友や恋人になった…というケースも極当たり前にあり得ます。
ただ、やはりそうは言ってもプロセスは非常に大事で、
たとえば純粋にゲームを遊びたくてドラクエ10をはじめて、その中で仲良くなったり気が合う人とフレンドになって、
友達として一緒に遊ぶうちに徐々にお互い好きになり、恋人になる…というかたちならば、わりと理解できる人も多いかと思います。
ただ、やはりなんのプロセスも踏まずに、
ドラクエ10を出会うためのツールの1つと考えている方も結構いらっしゃって、
とりあえず、出会ってすぐに相方になってほしいという人や、
リアルの連絡先や年齢を知りたがったり、
どこに住んでいるのかやたらと詮索したりするような人は、まず周りから理解を得られないでしょう。

また、先程も述べたように、
すでにリアルで結婚していたり、恋人がいるにも関わらず、ゲーム内で恋人を作っている場合は、
不倫や浮気と捉える人もいればセーフと捉える人もいるでしょう。
もちろん、現実で会ってしまったら確実にアウトですが、あくまでゲーム内だけで完結しているならば大丈夫と思う人もいるかもしれません。
かなり黒に近いグレーといった感じですが…。







☆中身はボストロールと思おう。
それでもドラクエ10で相方がほしい!まわりにどう思われようと恋人を作りたい!
というのならば、それは個人の自由です。
そして相方に夢を持つのも自由です。
が、相方が真剣交際に繋がり、リアルでの恋人や結婚にまで発展するケースは、本当にごく稀だと理解したほうが良いと思います。
どんなに美しくドレアを着飾った麗しいエル子ちゃんでも、
優しくてイケメンで頼もしいウエディくんでも中身はボストロールの可能性大であることを、
常に頭の片隅におきながらお付き合いしたほうが良いでしょう。
何なら、ゲーム内だけの恋愛とお互いに割り切ってあそぶのが一番良いかもしれません。
リアルで会ったところで本田翼ちゃんや菅田将暉くんのような美男美女が、目の前に現れる可能性は、
数パーセント…いや0.数パーセント
です。
それでも相方に夢を持ちたい人はぜひ、作ってみてもいいのかなと思います。









☆相方を作るなら嫌われない相方作りをしよう。
相方が出来たからといって、今まで仲良くしていたフレンドと急に疎遠になったり、
フレンドと先に約束をしていたのに、そっちのけで相方の方を優先したり、
いつも2人でベッタリ住宅村にこもっていたり、
自分へのお誘いに相方も連れて行ったりすれば、ほぼ100%嫌われます。
相方がいる というだけですでにあまり良いイメージをもたれていないにも関わらず、
これらのことをすれば、「相方ができてから、アイツ変わっちまったな」と思われること間違いなしです。
お互いのフレンド付き合いも大切に尊重しながら相方を作りましょう。
そして、できるだけ、トラブルは自分たちだけで解決するように心がけましょう。
フレンドに痴話喧嘩の相談をしたり、
愚痴を打ち明けたりすれば、
いちおうは親身になって聞いてくれていますが、
内心ではめんどくさいと思われていたり、陰口や話のネタになる可能性も十分にあります。
そして、聞いてくれる人の貴重な遊ぶ時間を割いてしまうことを忘れてはいけません。
フレンドを巻き込まない、誰も傷つけない相方作りをしていきましょう。









☆おわりに
ドラクエ10に限らず、ネットゲームではゲーム内恋愛というのは少なからずあります。
けれども、なぜそれが嫌われるのかというと、ゲームを純粋に楽しんでいる人からすれば、
「ゲームを遊ぶためにログインしてるのに、出会いの場や恋愛する場として利用している人達に対して嫌悪感をかんじる」
と思う人が大多数だからです。
あくまで、ゲーム内恋愛は少数派であることを忘れてはいけません。
恋愛そのものは自由ですが、
叩かれたり、気持ち悪がられたり、理解が得られないこともわかったうえで、
自分たちの恋愛を楽しむぶんには良い
と思います。
おそらく相方文化が否定されてしまうのは、
相方を受け入れられる人より、受け入れられない人の方が数が多いため、
バッシングを受けやすいのかもしれませんね。
ただ、ドラクエ10のメインターゲットは30〜50代なので、
10代20代がネトゲの恋愛ではしゃいでキャッキャしてる…というのとは、違う種類の底知れぬモノを感じる…というのは、少しだけわかるかもしれませんw




おわり。

死にゲーはどれから手をつけたらいいか?

ども!
ずしおうまるです。
仁王2をクリアしてから死にゲーを色々遊びたいぞ!という気持ちがふつふつとわいてきて、
密かに色々な死にゲーを遊んでいました。
コロナウイルスにより、休日でもなかなか外に出れないご時世です。
がっつり腰を据えて死にゲーを遊んでみたい!という方もいるでしょう。
そんな「死にゲーを遊んでみたいけど、どれが自分にあってるかわからないよ!」
という方に、難易度や世界観を解説しつつ、
自分にあう死にゲーを見つけていただけたらなと思います。






☆ CODE VEIN(コードヴェイン)
有名な死にゲーといえば、ダークソウル、ブラッドボーン、仁王、隻狼なのですが、
このコードヴェインもダークソウルシリーズからかなり影響を受けている死にゲー作品です。
一応、死にゲーですが他の死にゲーに比べてストーリーをクリアするまでの難易度はかなり簡単な部類に入ります。
というのも主人公の仲間の中から1人NPCを誘って、同行させることができるので基本的には2人でダンジョンを進んでいくことになります。(もちろん1人でもOK)
しかもNPCもキャラによっては相当強いので、
かなり頼りになります。
ソウルシリーズや仁王などもNPCを呼んでダンジョン攻略できますが、
上記シリーズのNPCはストーリーの根源に関わるような重要キャラクターではないので、NPCを使わずにクリアまで行った方も多いと思います。
しかし、コードヴェインの場合、ストーリーにも関わってくる重要な仲間たちを連れ歩けるので、ついつい同行してもらいたくなってしまいます。
連れ歩くことで専用の会話を聞けたりもしますからね。
そして、死にゲーといえば硬派なグラフィックが多いのですが、
コードヴェインは、キャラクターがアニメ調でゴッドイーターシリーズが好きな人は間違いなく気にいることでしょう。
ゴッドイーターと繋がりのある世界観であることも示唆されています。
死にゲーと言いつつ、キャラゲー要素もあるのがコードヴェインの特徴で、
他シリーズは解釈が難しいダークファンタジーで、ストーリー以上に世界観重視なところがありますが、
コードヴェインはどちらかといえば、ストーリーとキャラクター重視。
死にゲーにキャラゲーを足したような感じで気楽にプレイできるのがコードヴェインの魅力の1つでしょう。
ただ、マップが見にくいうえにダンジョンが非常にかったるく面倒な作りなので、
マップの酷さに絶望する可能性があります。
この手の死にゲーは、ショートカットの開通にも喜びや達成感を得るものですが、
ここまでショートカットがショートカットになってない死にゲーも珍しいです。
コードヴェインの内容自体はそこまで悪くはないですが、ダンジョン攻略やボス戦にイライラする可能性はあります。






*こんな人にオススメ!
・死にゲー初心者。
・キャラクターやストーリー重視。
・アニメ調のキャラクターが好き。
・ゴッドイーターシリーズが好き。
・可愛い、かっこいいキャラメイクをしたい。

*微妙な点
・アクション面が他シリーズに比べてチープ
・ボス戦がほぼ回避行動で終わる。
・異常なほどのマップの見にくさ
・隠しルートになっていそうな道を正規ルートにする意味不明さ
・ショートカットがほぼ無意味で徒労。







☆仁王
仁王シリーズは無印と2と両方発売されています。
無印と2、どっちからやろうか迷っているなら間違いなく2がオススメです。
一応ストーリーも繋がりはありますが、
2からスタートしても特に問題はありません。
後半、前作の主人公が出てきて「?」となるかもしれませんが、人物録を読めばある程度補完できます。
気になる場合はクリア後に無印を遊んでもいいと思います。
無印の主人公も硬派でクールなオジさんなのでかなりカッコいいですよ。
2をオススメする理由としては、
主人公のキャラメイクができるため愛着がわきやすいこと。
ストーリーがとにかく熱いこと。
2の方が無印に比べて序盤が優しめであること。

これらの理由から2をオススメしたいですね。
また仁王はハックアンドスラッシュの要素があるのもポイントです。
他の死にゲーはマップに点在する宝箱から武器を入手したり、お店で買った武器を強化していく場合が多いですが、
仁王は倒した敵が武器や防具をドロップするので、敵を倒すことにも意味があったり、
良武器を見つける喜びがあったり、周回する楽しみもあるゲームです。
そのため、ハクスラ好きにはたまらないゲームだと思います。
ただ、仁王の微妙な点として、敵の配置が絶妙に意地悪だったり、ダンジョンそのものがプレイヤーの落下死を狙う気満々の作りになっていたりと、ボス戦はおもしろいですが道中は理不尽な死が待ち受けていることもしばしばあります。
特にサイドクエストは、難易度を上げるために「狭い場所で乱戦や連戦をさせとけばいいか」という、雑にプレイヤーを殺そうとしてくる点もあり、そこがちょっとマイナスです。





*こんな人にオススメ!
・和風な雰囲気や戦国時代が好き
・死にゲーをがっつり遊びつつストーリーも楽しみたい
・やや複雑なアクションでも平気
・ハクスラ系のゲームが好き。
・キャラメイクを楽しみたい(2のみ)

*微妙な点
・中盤以降はキャラクターと武器防具が強くなるため、緊張感があるのは序盤だけ。
・敵の配置がいやらしい。
・多勢に無勢になりがちなクエストや連戦を強いられるクエストあり。
・やや後半がだらける。






☆ DARK SOULS(ダークソウル)
ダークソウルシリーズは3まで発売されています。
一応、ストーリーに繋がりはありますが、1からシリーズを通してやる必要はないかなと思います。
まずはダークソウル3から遊ぶのが間違いないでしょう。
というのも、無印もリマスター版で発売されていますが、
遊びやすさや操作性は間違いなく3に軍配が上がりますし、まずは3を遊んでみてから気になるようであれば無印や2をプレイしてみるようなかたちで良いと思います。
また、ダークソウルはストーリーを楽しむ…というよりはその世界観に浸るゲームです。
ストーリーは難しくてわかりにくいですが、気づけばその美しさと禍々しさが融合した世界にハマっていく感じですね。
この先の景色はどうなっているんだろう?
とストーリーが気になるというより、その先にある景色が気になるのです。
また、ダークソウル3はマルチに繋いでいると他プレイヤーが乱入してきてPVPになるため、
死にゲーとしてだけでなく、他プレイヤーとの対戦ゲームとしても楽しめます。
中には対戦要素の方にどハマりする方も多いようなので、対戦ゲーが好きな方にもおすすめです。
ただ、ダークソウルは独特の雰囲気が漂っており、妙な気味の悪さと暗ったさが嫌だと感じる人もいるかもしれません。
先に紹介したコードヴェインや仁王は、血の演出など微グロな点はあれど、気味の悪さなどはそこまでないですが、
ダークソウルは気味が悪い敵がかなり多いです。
気持ちが悪い敵が苦手だったり、暗い雰囲気が怖い人という人には不向きなゲームかもしれません。







こんな人におすすめ!
・ダークファンタジーが好き。
・ストーリーをじっくり楽しむより、その世界観に浸る方が好き。
・王道死にゲーをやりたい。
・微グロ耐性あり。
・対人戦 PVPが好き。


*微妙な点
・気持ち悪い敵が苦手、暗い雰囲気が嫌いな人にはややキツイ可能性あり。
・王道ストーリーや仲間との絆重視の人には不向き。
・キャラメイクがかなり残念。







☆ Bloodborne(ブラッドボーン)
ブラッドボーンも有名な死にゲーです。
とにかくダークな雰囲気が特徴的で、ダークソウルシリーズよりかなりキツめになっています。
ただ、戦闘面はアクションの操作性が非常に気持ちよく、仁王やダークソウルより戦闘がおもしろいと感じる人が多いかも。
しかし仁王、ダークソウル、コードヴェインなどと違い、
敵の攻撃を弾いてカウンターをしかけるパリィが上手にできるか否かで、かなり難易度が変わってくる可能性が高いです。
パリィのコツさえつかめれば、アクションが楽しいのですが、パリィのコツがつかめない人にはなかなか難易度の高いゲームかもしれません。
このことから、今まで紹介した仁王、ダークソウル、コードヴェインより、ブラッドボーンは頭ひとつ抜けて難しい死にゲーなのかな…と思うので、
死にゲーを遊んだことがない方は、
まずは仁王、ダークソウル、コードヴェインあたりから始めた方が楽しめるかもしれません。
そしてもう1つ、難易度で挫折するプレイヤーも多いですが、なによりも気味の悪い敵にショックを受けてやめてしまうプレイヤーも多いです。
ダークソウルも気持ちが悪い敵はいますが、
ブラッドボーンはもはや気持ち悪いというレベルを越えて、生理的に受け付けない姿形をした敵が多く、
グロやホラーに耐性がない人はクリアはまず無理だと思います。







*こんな人におすすめ!
・ホラーやグロ耐性あり。メンタル強者。
・そこそこ歯ごたえのある戦闘を楽しみたい。
・難しいアクションも駆使したい。
・ダークファンタジーが大好き。
・暗い世界観、グロい世界観、じめじめした雰囲気が大好物。


*微妙な点
・敵が気持ち悪すぎて病みを感じる。
・他シリーズに比べてハッとするような景色の美しさは無く、終始暗すぎる。
・パリィができないとかなりつらい。
・キャラメイクがかなり残念





☆SEKIRO
SEKIROは死にゲーの集大成といったところでしょうか。
個人的には死にゲー初心者にはまずおすすめしません。
ダークソウル、仁王、コードヴェイン、ブラッドボーンをどれか1つでも楽しめた方にはおすすめしますが、
死にゲー初心者がクリアするのはかなり難しいと思います。
死にゲー慣れした人ですら挫折しているケースも少なくありません。
SEKIROは敵を単純にぶんぶん殴ってるだけでは
勝てないゲームなのです。
そこらへんにいる雑魚ですら攻撃を弾いてくるので、慣れるまでは雑魚にすら苦戦するでしょう。
また、防御こそ最大の攻撃と言っても過言ではなく、敵の攻撃をタイミングよく弾き返すことにより、敵の体幹を崩し、完全に崩れたところで攻撃を当てて致命を狙うという感じで、
防御も攻撃の一部であり、弾きがうまくできないと、いとも簡単に序盤で積む可能性大です。
死にゲー慣れしてる人は、敵の攻撃をコロリと転がって避けようとしたりするのですが、
逆にSEKIROでは回避しても引っかかってダメージをくらうため、とにかく回避よりガード重視の戦闘スタイルになると思います。
敵との攻防一体の命のやりとりを楽しむゲームなので非常に緊張感があります。
ただ、ギリギリの攻防と命のやりとりを経てボスに勝てたときの喜びは、他の死にゲー以上ですし、ラスボスは数あるゲームの中でも良ボスとの評価をうけており、
ゲームの中で習得してきた全てのものをラスボスにぶつけ、討ち果たしたときは脳汁がブワッと出ること間違いなしです。

死にゲーをやりたいけど、どれからやろうかな?と迷っている人より、
色々な死にゲーをクリアしてきたぞ!という熟練の死にゲーマニアにこそおすすめしたいゲームです。







*こんな人におすすめ!
・やりごたえのあるゲームが好き。
・単調なアクションではなく攻防一体の緊張感のある戦闘がやりたい。
・忍者や戦国モノが好き。
・死にゲーのベテラン
・ドM


*微妙な点
・一見さんお断り感あり。
・強靭なメンタルとプレイスキルがないと厳しい。






*総評
単純に難しさという観点から考えていくと
SEKIRO > >ブラッドボーン > ダークソウル3=仁王 > コードヴェイン
の順で難しいかな?と思います。
逆にSEKIROがクリアできるなら他の死にゲーも問題なくクリアできるでしょう。
それくらいSEKIROはちょっと特殊な死にゲーかなと思います。
死にゲーをやったことがなく、どれから遊ぼうか…と迷っている人は、
コードヴェイン、ダクソ3、仁王シリーズあたりから手を出すのが安パイかもしれません。
ブラッドボーンはアクションも壁になりますが、なによりその世界観が壁になっていて、
ホントにダメな人は受け入れられない
と思います。
ただ、好きな人はめちゃくちゃ好きだと思うので、一部の人からは世界観込みで非常に評価が高いので、遊んでみたい人は動画などを見てから購入したほうが良いでしょう。
ちなみにわたしは、ブラッドボーンはどうしても気持ちが悪すぎて挫折しました…w
こんな感じで軽くまとめてみましたが、
死にゲーをどれからやったら良いか迷ってる人の参考に、少しでもなればと思います。
慣れてきたら他のシリーズやナンバリングにも手を出してみてくださいね!
それでは今回はこのへんで。

仁王無印を挫折した人にこそ、仁王2をおすすめしたい

ども!
ずしおうまるです!
今回は3月13日に発売された、仁王2をクリアしたのでその感想を書いていこうかと思います。
しかし、ただの感想では面白くないので、仁王無印と比較してどうだったか、という点に焦点をあてていこうかなと思います。
ただ、1つ問題がありまして、
じつは、わたし仁王無印は挫折しましたw
難しかったから…というのもありますが、イマイチストーリーに入っていけず、途中で投げてしまいました。
しかしながら、わたしと同じように、仁王無印は挫折してしまったから、仁王2を買うのをやめようかな…と迷っている人はたくさんいらっしゃると思うのです。
そういう人にこそ、仁王2を遊んでみてもらいたいのです。
その理由も含めて、以下より感想を書いていこうかなと思います。






*はじめに
・仁王シリーズとは
仁王シリーズは、いわゆる「死に覚えゲー」で何度も何度も繰り返し死にながら、
道中にいる敵の位置を覚えたり、ボスの動きを観察し、徐々に活路を見出していくようなゲームです。
RPGのようにボタンを連打していればレベルが上がったり、ストーリーを進められるわけではないので、トライアンドエラーを何度も繰り返すことになります。
ゲームのキャラではなく、プレイヤーの成長なくしては先に進むことはできないので、死に覚えゲーはやりごたえのあるゲームが多いです。
死に覚えゲーはブラッドボーンやダークソウル などのような、ダークファンタジーが多いですが、
仁王は戦国時代を舞台にしており、
有名な武将も出てきて、
日本の歴史の史実にオリジナル要素を加えてストーリーが展開されていくので、
歴史好きにも楽しめる内容となっております。





*仁王無印より仁王2が評価できる点
・キャラメイクができる
仁王無印ではウィリアム(三浦按針)という徳川家康に仕えた実在の人物が主人公となっております。
しかし仁王2では主人公のキャラクターメイクを細かくできるようになり、
自分でオリジナルキャラクターを作成することができるようになりました。
性別はもちろん、目の位置や体型、胸の大きさ、腹筋の割れ方まで事細かく丁寧に設定することができるので、
自分の好みの容姿のキャラクターを動かすことができます。
自分が時間をかけて作ったキャラクターとなると愛着もわきますからね。
キャラクターメイクが苦手…という人にはちょっと微妙な要素かもしれませんが、
キャラクターメイクが好きという方にはぜひオススメしたいです。
ただし、主人公の名前だけは自分で決めることはできません。
主人公の名前は「秀千代」という名前から変えることはできないので要注意です。






・仁王2はストーリーが熱い
仁王無印を挫折した方の中には、
序盤のストーリーがイマイチおもしろくなかった…という人、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
わたしもそうでしたw
仁王無印で、ウィリアムが日本に上陸して敵を追いながら徳川家に仕えることになり、戦乱に巻き込まれていくのは良いのですが、
序盤は手に汗握る熱いストーリーがなく、
単調にストーリーが進んでいくので、イマイチウィリアムに感情移入できません。

そうこうしてるうちに、躓いて飽きてしまいました。
噂によると、後半からかなり熱いストーリー展開になるそうですが、残念ながらそこまでモチベーションを保っていけませんでした。
しかし仁王2は序盤の掴みがかなり上手いです。
主人公、秀千代は人間とあやかしの間に生まれた半妖。
幼い頃、あやかしである母親が目の前で、ある男に殺され、秀千代も瀕死の重傷を負いながらも何とか生き延び、
人里離れた山奥で、あやかしを撃ちながら静かに暮らしていました。
そんなある日、秀千代は藤吉郎という男に出会い助けられます。
藤吉郎には夢がありました。
今はしがない商人だが、いつか成り上がり、日ノ本を照らすでっかいお天道さんになりたい。
妖怪や人も関係無く暮らせる世を作りたい。

藤吉郎の何者も差別しない気さくな人柄に惹かれ、秀千代は藤吉郎と同行することになり、2人は戦乱に巻き込まれていくことになります。
この序盤の掴みが本当に熱いんですよね。
藤吉郎と聞いて、歴史好きの方は、後の豊臣秀吉となる男なんだな、とピンと来ると思うのですが、
豊臣秀吉が成し遂げた偉業を考えると、
藤吉郎に手を貸すことになった秀千代の活躍にワクワクしますし、
秀千代の母親は冒頭で殺されてしまうのですが、父親は誰なのか?という、主人公の出生も気になりますし、
冒頭で、秀千代の母親を殺した男は何者なんだろう?
という宿敵についても疑問がわいてきます。

とにかく先が気になる!と思わせるストーリーなんですよね。




・様々なキャラクターとの出会いと別れ。
仁王無印の時も魅力的なキャラクターはたくさんいたのですが、
仁王2も面白いキャラクターが沢山登場します。
史実の豊臣秀吉も人たらしな部分があったことは有名ですが、
口がうまく、人と仲良くなるのが上手な藤吉郎をはじめ、
織田信長、斎藤道三、今川義元、柴田勝家、前田利家、浅井長政、竹中半兵衛、明智光秀などなど、
魅力的な有名武将が出てくるのですが、
史実とオリジナルをうまく交えてストーリーが展開されており、
どの武将の生き様も非常にカッコいいのです。
秀千代と藤吉郎が成り上がれば成り上がるほど、出会いもあれば別れもあり、
今作はそれぞれの武将の葛藤も描かれており、グッとくるシーンがいくつもあります。






・仁王無印に比べて初期ステージが甘めに。
仁王無印は初期からいきなり殺しにかかってくるようなステージでした。
狭い山道から始まり、高台の村長の家で初めて鬼を倒して、燃え盛る村を歩き、狭い船内でボス戦…という初っぱなから非常に道中が長く、戦いにくかった印象です。
ダークソウルやブラッドボーンなど他作品を遊んだことがある人ならば、特に問題ないかもしれませんが、死に覚えゲー初心者は、無印の最初のステージはなかなかハードルが高かったかなと思います。
仁王2ではそういった声を反映して、最初のステージでは、とにかくチュートリアルを意識したのかは不明ですが、
狭い場所や意地悪な敵の配置などないですし、
燃え盛る炎にあたって落命するような、ステージギミックでの死亡もありませんでした。

初期ステージのボス戦に関しても仁王無印では、狭い船内で戦うことを強いられますが、
仁王2では広いステージで戦うことができ、そこでダッシュや回避を学べるので非常に初心者に優しい作りになっています。
もちろん、前作をプレイ済みで歯ごたえのある戦いを望んでいるプレイヤーのために、
ボス級の敵をスタートしてすぐの場所に配置したり(もちろん無理に戦う必要はない)と、そういった熟練プレイヤーに対する配慮も感じました。







・ステージによる落命が無印より減った
上の話にも通ずるのですが、仁王無印はとにかく敵というより、ステージそのものにイラっとくることが多かったです。
細い崖っぷちの道を雑魚が歩いていて、わざわざ戦いにくい場所を通らされて、敵の攻撃を避けようとして落下死なんてザラにありました。
仁王無印の海坊主ステージはその最たるもので、
暗くて足元が見えにくいステージなのに、
足元は穴だらけで、間違えて落ちようものなら溺死。
敵の配置もかなり意地悪で、天井や床下から雑魚が飛び出してきたり、
落ちそうなところに弓兵を置いたり、
床に穴があいているような場所でわざわざ鬼と戦わせてきたりと、敵に殺させようというより、溺死させる気満々なステージなので、
海坊主あたりでストーリーもつまらないし、ステージは酷いしやーめた…となった人も多いんじゃないのかな?と思います。
もちろん仁王2も酷いステージはありますよw
城からピンポイントで敵の攻撃が飛んできたり(止める方法すらない)
坂道から岩を転がして、絶妙に嫌な位置に敵を配置して殺そうとしてしたり、
これ考えたヤツ誰だよ!と思うステージはありましたが、
どれも終盤なので、プレイヤーのスキルも上がっているので我慢できるレベルです。
仁王無印は序盤から、燃え盛る村、狭い崖っぷち、罠だらけの遺跡、毒ガスを噴出する岩がある炭鉱などなど、
ステージでプレイヤーをうんざりさせ過ぎた感
がありました。
仁王2は序盤から心を折らせないのは、良かったかなと思います。
上手なプレイヤーからしたらヌルいと言われてしまいそうですが。










*仁王無印のほうが良かった点。
・仁王2の妖怪化より仁王無印の九十九の方が使いやすい
仁王2では主人公の秀千代が半妖という設定の為、妖怪化して一定時間戦うことができます。
ただ、妖怪化はクセがあり操作しにくい上に、
火力が無さすぎてあまり妖怪化する旨味がないように感じました。
妖怪化するくらいならば、妖怪技(妖怪の力を借りて出せる技)を使った方がマシかなという感じです。
逆に前作は九十九が非常に強すぎて、ピンチになったら九十九を使っておけば切り抜けられる感はありましたが、
妖怪化は演出も非常にかっこいいのに、
妖怪技が便利すぎて空気です…。
逆に妖怪技はかなり面白い要素でした。
雑魚妖怪やボス級妖怪の魂を拾いセットすることにより、妖怪の技を秀千代も使えるようになるという新要素です。
ボス戦や道中でもかなり重宝しました。
ただ、妖怪技は手軽に使える上に、一部の妖怪技が強すぎて、バランスがイマイチだったかなぁと。
妖怪技の火力を下げ、もうちょっと妖怪化の火力を上げてくれれば良かったかもしれません。
あまりにも妖怪技が手軽で便利すぎて妖怪化の影が薄くなってしまいましたね。
妖怪化と九十九ならば、間違いなく九十九の方が、使いやすいでしょう。





・ボス戦は無印の方が楽しかった
海坊主までしかプレイしていないにわかが何を…と言われたらそれまでなのですが、
ボス戦は仁王無印のほうが好きでした。
というのも、仁王2ではボスがピンチになると常闇状態になります。
常闇状態になると通常状態より攻撃スピードが増したり、攻撃回数が増え強くなるうえに、
プレイヤー側は気力回復が遅くなってしまう
ため、
いかに素早く常闇状態を解除するかがボスに勝つ鍵になります。
常闇状態を解除するにはボスの気力を減らす必要があるので、
とにかく仁王無印より敵の気力を意識して戦う必要があります。
そうなると、常闇状態をてっとり早く解除するには、妖怪技をぶっ放したり妖怪化してボスの気力を一気に削ることになるので、打開がワンパターンになりがちです。
それも面白いのですが、やはり無印のシンプル
な戦闘の方が面白かったのかなと思います。
ただ、常闇状態が来たときのハラハラ感はスリリングでワクワクしますw








*3に向けて改善してほしい点
・まれびとは1人でじゅうぶん。
仁王シリーズでは救済として、お猪口を捧げると他プレイヤーに助けてもらうことができる「まれびと」という要素があります。
難しいボス戦も他プレイヤー(まれびと)の手を借りることで、ストーリーだけを楽しみたい人にはサクッとクリアできるので非常に便利です。
ただ、まれびとになる側(助けに行く側)はすぐにマッチングするのですが
まれびとを呼ぶ側(助けてほしい側)はなかなかマッチングしないようです。
助けに行く人より、助けを呼ぶ人の数が圧倒的に多いのかもしれません。
ただ、まれびとは2人まで来てくれるのですが、1人呼び出しに成功すると、優先的に2人目も来るように設定されているようで、
まれびとが少ないと言うわりにまれびとに行くと、自分以外のまれびとがもう1人すでにいる…なんてことはザラにあります。

正直、ホスト1人対し、まれびとは1人でじゅうぶん成立するので、あまった1人は別の人のところに行くように設定してあげてほしいです。
そうでないと、待てども待てどもまれびとが来ないという人が溢れてしまうので…。
まれびとを2人も用意する必要はないので、もう少しその辺りを改善してほしいなと思います。







マルチの検索をもうちょっと細かくしてほしい。
まれびとを遊んでいて思うのですが、チャットなどで意思疎通ができないため、
ホストがどう遊びたいのかわからないところが非常に厄介です。
たとえば、ボス戦直前から呼ばれた場合は、
一緒にボスを倒してほしいんだなということがわかります。
しかし、スタート地点で呼ばれた場合、
雑魚をガンガン蹴散らして最短ルートでボス戦に行きたいのか、
それとも木霊を探したり全てのエリアを踏破して進みたいのか、
自分で木霊や宝箱を探したいのか教えてほしいのか、

ホストの意思が汲み取れません。
わたしはとりあえず、わざわざ道案内をしたり、木霊や宝箱の位置を先導して教えてあげたり、雑魚を先回りして倒したりはせず、
ホストの意思にまかせ、付いて行くように心がけていますが、
ネットなどを見ると、
まれびとで来た人がどんどん敵を倒してしまってつまらないとか、
ゆっくり探索したいのにまれびとに急かされて遊びづらいという声も、耳にします。

ホストの遊び方や楽しみ方と、
まれびとになった人のプレイングがお互いにわからない為、そういう事態が発生してしまうのかなと思います。
そういうことにならないよう、
まれびとを検索する際にもう少し細かく検索したりできたらなと思うのです。
例えば、
・ボス戦のみなのか。
・秘伝書などの周回なのか。
・道中探索の有無。
・道中探索有の場合、道案内希望なのかどうか。
・先導の有無。

などなど、こういったコミュニケーションで伝わらない部分を検索でどうにかできないかなと思うのですが…。
こういった差別化ができれば、
俺つえーしたい人は先導希望のホストのところへ行けばよいですし、
木霊の場所まで事細かに案内してあげたい人は、案内希望のホストのところへいけばよいですし、
ホストについて行きたい人は、主に付いて来いという部屋にいけばいいので、
お互いのプレイスタイルに一致するのではと思います。
もちろん、いちいち細かく設定するのがだるい人は未設定の人同士でマッチングできれば良いと思います。
もうちょっと痒い所に手が届けば、マルチプレイで遊びやすくなりそうな気がします。






・もう少しキャラクターの心理描写を丁寧にしてほしい。
ストーリーそのものは良いと思います。
ただ、もうちょっとだけキャラクターの心理描写がほしいところです。
仁王2は、特に主人公 秀千代が喋れない設定のため(結局喋れない理由は明かされず…半妖だから?)
主人公の心理をプレイヤー側が読み解いていくことになります。
ただ、秀千代のわずかな表情の変化で想像することは出来るのですが、すべてを読み解くのは難しく、
他キャラクターの言動から想像しようにも、
他キャラクターも描写不足で、
主人公に対してどういった感情をもっているのか?
藤吉郎に対してはどうなのか?

という細かい部分がイマイチわからない。
ただ、想像はできます。
主人公は藤吉郎に対して今こう思ってたのかな?とか、
このとき藤吉郎は本心では悔しかったんだろうな…とか、これが引き金なのかな?

などと、想像で補完できますが、もう一歩、キャラクターたちの本心に踏み込んでほしいところです。
たとえばクリア後要素でもいいので、
サブクエストをクリアすると藤吉郎視点の主人公との出会いをムービーで見られたり、
他武将から見た主人公や藤吉郎の姿など、メインストーリーをもっと補完できるようなサブクエストを増やしたりしてほしいな
と思いました。
せっかく王道で熱いストーリーなのに、
キャラの心理描写が曖昧で、
なぜそういった行動をとったのかという説得力に欠ける部分がある
ので、
そこをもっと良くしてくれれば超神ゲー間違いなしですね。





・狭い場所で複数の雑魚と連戦=難しい はもう少し控えてほしい。
仁王シリーズのお家芸なのかもしれませんが、
サブクエストの半分くらいは、
狭い場所に閉じ込められて雑魚と連戦させるというものが多いんですよね。
今作もそういったサブクエストが多く、何度も何度もやり直してやっとクリアできましたが、
狭い場所で連戦させることが死に覚えゲーなのか?と言うと、ちょっと違うような気もします。
後半になるとピンポイントで狙撃してくる鬼も登場するので、ホントに厳しい戦いを強いられてしまいます。
たしかに手っ取り早く難易度をあげるのならば、狭い場所にプレイヤーを閉じ込めれば簡単ですが、
なぜ、死んでしまったのかな?次はこうしてみたらいいかな?と振り返ることか死に覚えゲーの醍醐味です。
結局、狭い場所で複数の雑魚に囲まれると、妖怪技や妖怪化を使ったり、薬をがぶ飲みしてゴリ押すのが定石になってしまうのです。
正直、ボス戦より複数の雑魚に囲まれて戦うサブクエストのほうが、よっぽど難易度が高いですw
どうか次回作では、もう少し違う角度から、難易度をあげてもらえればと思います。







*終わりに
仁王無印と比較して仁王2はかなり面白くなったし、遊びやすくなったと断言できます。
歯ごたえを残しつつ、遊びやすさや、ストーリーの熱さも増したので、
前作難しすぎて挫折してしまった人も楽しめるのではないかな?と思います。
無印をクリアできなかったわたしも、
仁王2をすべてクリアしたいま、前作のウィリアムの物語もプレイしてみたいなと思います。
面白いシリーズ物のゲームは「過去作もやってみたいな」と思わせるんですよね。
仁王2も仁王無印をまた遊んでみたい。クリアしたい。と思わせてくれる良ゲーでした。
仁王 無印をクリアできなかった!
けれど気になっていて購入を迷ってる!

という方にはぜひとも仁王2をおススメしたいと思います。
むしろ、前作詰んだひとにこそ、やってみてほしい。
そう思わせてくれるゲームでした。
仁王3も今から楽しみです。




おわり。

ドラクエ10:奢り文化に戸惑う人は野良にいこうぜって話。


ども!ずしおうまるです。
今回もドラクエ10を遊んでいて疑問に思ったことがたので記事にしてみました。
今回のテーマはこちら。
ドラクエ10のコイン、カードの奢りあいって面倒くさくないですか?
これについて、わかるひとはすごいわかる!と共感してくださると思いますが、
わからないひとは、全く理解できないと思います。
今回は、奢ったり奢られたり、奢り返したり奢り返してくれなかったり…と、そういう煩わしさ、息苦しさみたいなものをテーマに記事を書いていこうと思います。







*奢りとはなんぞや?
まず初めに、ドラクエ10でいう奢りとはなにかを説明していきます。
ドラクエ10では強いアクセサリーを作るために、何度も同じボスを周回しなければなりません。
しかし、そのボスと戦うためには、コインやカードが必要なのです。
コインにはびっくりするほど高い値段がついていたり、カードがなかなか手に入らないうえに期限が決められていたり…と、ひとりではなかなか思うようにアクセサリーが集まりません。
そこでよくあるのが、
フレンド同士、チームメンバー同士で、自分のカードやコインを奢ってあげたり、時には奢ってもらったりすることがあるわけです。
基本的に、奢り というからには見返りはいりません…ということだと思いますが、
いつも同じ人に奢ってもらいっぱなしというわけにはいかないため、こちらも奢り返したりするわけですね。
そうなると必然的に奢り合いのループができていきます。
そうなってくると、奢りたいわけじゃないけれどこのあいだ奢ってもらっちゃったし、そろそろ返さないと悪いかな?とお互いに気を使い、
べつに奢りたくないけど奢らなきゃという義務感に襲われます。
べつに奢り自体は良いことだと思いますが、
中にはわたしのようにそれを負担に感じるひともいますし、
さらに言うと、奢られたら奢られっぱなしでぜんぜん平気なひともいたり…と、
奢りといってもひとそれぞれの受け取り方、捉え方が違うため、そこもまためんどうくさいんですよね。







*奢りが苦手な理由
おそらくですが、カードやコインを奢るよ!と言ってくださる方々というのは、
本当に善意からフレンドやチームメンバーに、奢ってくれてると思うんですよ。
もう自分は完成したアクセだから〜とか、
単にみんなでワイワイ遊びたいから〜とか、
ちょっと気になってる子に良いとこみせたいから〜とか
初心者さんに奢ってあげたいから〜とか
理由は様々でしょう。
ふつうであればその好意をありがたく受け取るべきなんですが、わたしのように奢られることが苦手な人間は少なからずいます。
奢られるのが嫌な理由をいくつか挙げますが、

・奢られたままにしたくない性分なので、こちらもなにか奢り返さなければと思ってしまう。
・万が一なにかトラブルが起きたときに、あのとき奢ってやったのに…となる可能性を想定してしまう。
・4枚コインやカードを持っているならば、正直奢るより野良でまわすほうがはるかにおトク。
・奢るつもりでコインを投入したら、相手にコインを入れられ、さらに借りを作るハメになったりする。


…正直これらについては、
奢ってくれるなら奢ってもらお〜と素直に受け取れるタイプの方なら、奢りって言ってくれてるんだから甘えればいいじゃん!で済みます。
しかし、わたしのようにフレンドとは対等な仲でいたいからこそ、奢られたままだとモヤモヤしてしまうタイプの人間は、奢りシステムが本当に嫌でたまらないんですよね。







*真に対等な関係を築きたいなら奢りではなく持ち寄りであるべき。
もちろん、奢りあうことにより人間関係が円滑になる場合もあります。
しかし、そもそも奢るという行為は余裕があるひとがやれば良い行為だと思うのです。
カードやコインに余裕があるわけではないけれど、お世話になってるからという理由で奢ると、
結局、奢る→奢ってもらう→奢る→奢ってもらう…のループになります。
もっと最悪な場合、自分が一方的に奢るだけになる場合もあります。
善意を受け取るだけ受け取り、まったく返さなくても平気…というひともけっこういるからです。
しかしながら一方的に奢りつづけているひとも心のどこかで、
持ちつ持たれつを望んでいるはずだと思います。
もしも対等なフレンド関係でありたいと思うのであれば、
奢りではなく、持ち寄りが良いと個人的には思います。

一方的に出してもらうのではなく、
お互いにコインやカードを出し合えば揉めることがそもそもありません。
何度も言いますが、奢りは余裕があるひとや、余裕があるときにやれば良いのです。
それ以外は基本的には持ち寄り。
これが一番無難じゃないかなと思います。






*フレが持ち寄りに来てくれない場合は野良へ。
とは言ったものの、
奢りのときは食いついてくるチムメンやフレも、いざ持ち寄りに誘ってみたら途端にダンマリ…という場合もあるでしょう。
そういった場合は野良へ行きましょう。
野良と聞くと、うわ!こわそう…と思うかもしれませんが、
野良が怖いというのは、指摘されたり支持されたり怒られるのでは?というイメージがあるからでしょう。
わたしもよく野良に参加しますが、理由も無くネチネチひとに指摘したり怒ったりするような変わり者は極少数です。
野良で怒られることがあるとするならば、わりと怒られた側にも問題があったりします。
耐性を準備していなかったり、
立ち回りを理解していなかったり、
PTリーダーの指示を無視したり、

と、理由があるから怒られてしまうのです。
耐性装備がないだけでひどい!と思うひともいるかもしれませんが、
他のひとからしたら、
サクサクとアクセを集めたいから、わざわざ耐性装備を準備して野良で遊んでいるのに、耐性無し初見…というひとがいたら、介護となんら変わりがないのです。
野良はちゃんと準備していれば、まったく怖くありません。
むしろ慣れてしまえば野良のほうが耐性や立ち回りがしっかりしているぶん、フレンドとやるより楽だったりします。
また、4枚分カードやコインを準備できた場合、
奢りだとたったの1周しかいけませんが、野良持ち寄りならば4周も迷宮にいけます。
アクセサリーもたくさん手に入るので、
きちんと耐性装備を揃えたい、
アクセサリーを集めたい、
うまくなりたいというひとは、

絶対に野良に行ったほうが良いと思います。
作りたいアクセがあるのに、野良は怖いからと、奢りだとかサポで迷宮に行くのは非常にもったいないです。
フレやサポでいくにしたって、ある程度耐性は必要だと思いますし、
まずは耐性装備を揃えて、予習をしっかりして、勇気をだして野良に挑戦してみることをオススメします。










*フレと野良、結局楽しみ方はそれぞれ。
ここまで奢りシステムに少しでも疑問を持つならば野良に行けと散々言いましたが、
結局たのしみかたはひとそれぞれなんですけどね。
フレに奢りたいし、奢られたい。
野良は耐性を準備しろとうるさいけど、フレとなら耐性がなくても大丈夫だし気楽。
みんなでアクセを作ったほうが楽しい。
たとえフレに一方的に奢っているとしても、フレに喜んでもらいたい。尽くしたい。
フレに喜んでもらえることがモチベになる。

と思うならば、そういう方はそういった楽しみ方で良いと思います。
けれども、
フレに奢りっぱなし、奢られっぱなしが嫌だ。
耐性装備を準備しないままフレンドに寄生するのは情けない。
アクセをどんどん作りたい。

と、思うのであれば、野良持ち寄りに参加したほうが絶対にお得です。
野良が怖いと思うのは、一歩を踏み出す前だけで、一度参加してしまえばこんなもんか…と拍子抜けすると思います。
野良はガチ勢が多いと思われがちですが、
そんなことはありません。
たしかにガチ勢もいますが、意外にみんな、自分のアクセ作りを一生懸命やりたいひとが集まっているだけです。
貴重なカードやコインをフレに使うことは悪いことではないですし、
相手が喜んでくれることで自分が少しでも満たされ、相手に見返りを求めないのであれば奢ってあげても良いでしょう。
ただ、それにストレスを感じるようなことがあるのならば、自分のために使いましょう。
そのカードやコインはあなたのものであり、フレンドのためのものではないのですから。
自分のためにアイテムを使うことは自己中心的なことでもなんでもありません。
ほんとうは嫌だけど、奢りあうのが当然という空気こそが自己中心的だと思います。







*総括
わたしも初心者の頃、フレンドに奢ってもらうことがありました。
フレンドからしたら初心者のわたしに親切にしてくれたのだと思います。
しかし、どうしても奢られっぱなしでいることができず、持っている数少ないカードをだしてお礼にと迷宮に誘ったり、時には行きたくもないコインを買ったり、コインやカードが準備できないときは職人で作ったものを送ったこともありました。
しかし、ある時、奢っても奢られても4枚カードを準備しても行けるのはたったの1周で、
作りたいアクセがなかなか作ることができないうえに、初期はカードやコインを手に入れる手段が少なく、少しずつ自分にとって負担になっている
ことに気づきました。
そうして、無理に奢ったり奢られたりするくらいなら持ち寄りで遊びたいと感じるようになっていきました。
しかし、わたしの数少ないフレンドたちには、わたし以外のフレンドやチームメイトがたくさんいるため、彼らと迷宮に行く機会もあるでしょう。
そうなると毎回わたしが持ち寄りを誘ったら、他のひとたちと迷宮に行く機会を減らしてしまうことになるのでは?と考えました。
それならば、野良しかない!と思い、自分から率先して野良へ行くようになりました。
野良では耐性や立ち回りをしっかりと準備しなければならない代わりに、
ほしいアクセを効率的に集められ、
利害関係が一致しているので気を使う必要もありません。

とはいえ、わたしも一切、フレンドと奢りあうことがなくなったわけではありません。
野良で自分のアクセを作り終えたあと、余ったカードだとか、自分には必要のないコインをフレに奢るようになりました。
そうすれば、たとえフレンドが奢りかえしてくれなかったとしても、
自分にとってはいらない物を奢っただけだから、まあいいやと思えるのでストレスフリーなのです。

奢る というドラクエ10の文化は温かくて良いとは思いますが、
対等な関係でいたいのならば、
やはり持ち寄りが一番良いかたちだと思います。

奢りはお金やカードやコインなど、余裕があるときにフレンドにおすそ分けしてあげれば良いかなと思います。
基本的に奢りというものは、
奢ったらおごり返すのが普通だ…
とわたしのように、受けた恩は返すべきだと考えているひともいれば、
奢りはおごり。返す必要はない…
と、恩というより施しだから返す必要なんてないと考えているひともいます。
だからもし、自分が奢る場合は見返りがない可能性があることを念頭に入れておくことが大事です。
そして見返りがないことにわずかでも虚しさを感じるならば、野良で自分のために使うことが賢明だと、わたしは思います。




おわり。

ドラクエ10:どうせ自慢するなら旨味のある自慢をしてほしい


ども!
ずしおうまるです。
今回はネトゲの三大トラブルメーカーの1つ、
自慢厨について話していこうかなと思います。

(ちなみにネトゲ三大トラブルメーカーは自慢厨支持厨暴言厨かなと思ってますw)
ドラクエ10をプレイしていて、
むやみやたらと自慢してくる人っていませんか?
しかもどうでもいいようなことを毎回毎回、自慢してくるっていう。
今回は、
自慢厨とはなんぞや?ということや、
自慢厨に対する対処法についてなどを語っていこうかなと思います。

あなたは果たして自慢する側、される側どちらでしょうか?








*ドラクエ10内でよくある自慢の例
・サブも含めてイベントぜんぶ終わった!
・魔因細胞〇〇個集めた!現物◯個でた!
・新しい装備買った!
・邪神で神ベルト出た!
・防衛軍で属性埋め盾出た!
・ゼルメアで移動速度埋め尽くしでた!
・アクセの理論値が完成した!
・聖女の守りの瞬きの宝珠がでた!
・常闇V倒した!
・全職カンスト達成した!etc…

一見、どこにでもよくあるような自慢話てすが、
これらの自慢を毎回顔を突き合わせるたびに、何ならどこチャやかきおきメモを使ってまで自慢をしてしまう人が自慢厨です。
それでは自慢話をしたらみんな自慢厨になるの?
というと、そんなことはありません。
ごくたまに自慢話をしたり、嬉しい報告をしたりするぶんには自慢厨とは言いません。
自慢厨はとにかく、どんな些細なことでも人に自慢してしまうタイプの人です。
毎回ログインするたびに誰かに必ず自慢話(報告)をする。
・フレがいないときはどこチャを使ってまで自慢話(報告)をする。
・かきおきメモにすら自慢話(報告)を書く。
・自分以外の人の自慢話(報告)はあまり聞きたくない。
・まだフレンドが持っていない物、欲しがっている物、未達成の物は先に入手したい。
・理由もなく仲が良かったフレンドからフレ切りされたことがある。

これが2つ以上当てはまったら、おそらく自慢厨である可能性大です。







*自慢と報告
よく自慢しまう人の意見として耳にするのが、
「べつに自慢しているわけではなくフレにあったことを報告してるだけ!
自慢と思うのは嫉妬してるから!心が狭い!」

という言い分ですね。
仮に自慢ではなく報告なのだとしましょう。
「報告なのだとしたら、もう少し報告される側にも旨味のある報告」をしてほしいんですよね。
たとえば「魔因細胞〇〇個集めた!」とか「聖女の守りの瞬きの宝珠が出た!」
というチャットが来たり、かきおきメモを残されていたとしましょう。
しかし、個人的な事柄なので報告される側からしたら、
「そうなんだ〜よかったねぇ」で終わりなんですよ。
逆に「魔因細胞が〇〇個集まったから、今度輝晶獣に行こう!」とか「聖女の守りの瞬きの宝珠が出たので前衛だけでなく、僧侶もできるようになったよ!」という報告ならどうでしょう。
これならば自分一人の自己満足で完結している報告(自慢)ではなく、
周りのフレンドもハッピーになれる報告だと思いませんか?

フレンドに旨味のない報告を息を吐くようにしてしまうひとは、面倒くさい人と思われがちです。
どうせ報告がしたいのであれば、自分だけでなくフレンドも楽しめるような報告をしましょう。








*報告される側は嫉妬しているの?
もちろん嫉妬もあります。
例えば、自分がゼルメアで移動速度の足装備を狙って篭っているときに、
フレンドから移動速度の足装備が出たよ!と聞いたら、羨ましいな〜と思いますよね。
ただ、それが1度や2度なら、いいな〜で終わりますが、
それが何度も何度も何度もつづくと、羨望から嫉妬に代わり、嫉妬が煩わしさに変わり、負の感情を呼ぶものです。
わたしのフレの中にも、
ゲーム内で会うたびに自慢。
わたしがログインしてないときは、どこチャで自慢。
わたしがどこチャに気づけなかったときは、かきおきメモで自慢。
という、とにかく自慢ばかりしたがる方がいます。
以前、会話の流れで、
「今度、防衛軍に通って呪速ブーメラン狙いたいんだよね」とわたしがそのフレに話した直後、
防衛軍にこもって、わたしより先に呪速ブーメランをとろうとするほど、マウント取りたがり屋です。
わたしより先にとって報告したいのかなぁと思いながら見ていますが、やはりあまり良い気分はしません。
ただ、仲の良いフレだし、たぶんそういうことに喜びを感じるひとなんだろうなぁと思い、多少は目を瞑っていますが、
そういうことが複数回続くと、嫉妬うんぬんというかそれ以前に、何だかコイツ面倒くさいなぁ…と感じるようになるひともいるでしょう。
何でもかんでも、報告(自慢)をしてしまう方は、一度で良いので、報告(自慢)される側の気持ちも考えて、
報告する回数をもう少し控えていただけたら…と思います。





*報告される側の心が狭いのか?
報告してるだけなのに。
そんなのただの嫉妬じゃん。
嫌ならそれくらい流せばいいじゃん。

と、思うかもしれませんが、毎度毎度報告される側としては必要の無い報告は控えてほしいものです。
たとえば、聖守護者や常闇に通い詰めて勝てた!という報告ならば、素直に拍手を送りたいです。
誰もができることじゃないですからね。
ただ、どうでもいいような小さな自慢話を毎回聞かされる側は、たまったもんじゃありません。
なぜかドラクエ10では、
自慢する側には非は無く、
自慢される側の心が狭いからいけないんだ!とか、
マウントをとられたと騒ぐやつが多すぎ!

という意見の人が非常に多く、
スルーできないお前が悪い!と言われがちです。
でも、ぶっちゃけそんなことありません。
毎回毎回ログインするたびに自慢話を聞かされていたら、その人に対して良い感情をもたなくなるのは当然です。
どんなに心のひろい人間でも、積み重なれば話を聞くのも面倒だな…となるものです。
スルーできない方が悪いという人は、
おそらくそういった経験がない・その立場を想像できない・もしくは自慢する側の人間であるのでしょう。

相手も自分も笑顔になれる報告や、
素直に賞賛できる報告ならば、
どんどんしてもかまわないと思います。
ただ、どうでもいい報告を繰り返してしまうと、それが積み重なったときに相手を不愉快にさせてしまうことを、自慢する側には覚えておいてほしいものです。








*自慢話はしたらだめなのか?
では、自慢話をしたり報告したりしたらダメなのか?というと、そんなことはありません。
むしろ嬉しいことをフレンドに話してダメなわけありません。
ただ、いちいち毎回毎回、報告する必要はありません。
なにをするにも言うにも、物事には限度というものがあります。
普段一切、自慢話をしない人が、ごくたまにする自慢話と、
会うたびに自慢話をする人の自慢話とでは、
同じ報告でも重みが全然違うのです。

普段自慢話をしない人の場合、受け取る側は、いつも自慢したりしないのに、話してくれるなんて、よっぽど嬉しい報告なんだな…祝福してあげたいな。と思うでしょう。
毎回毎回自慢話をしてる人の場合、受け取る側は、
また自慢話がはじまったか、面倒だな。
と思うでしょう。
良い話も毎日毎日聞いてれば飽きるように、
嬉しい報告も毎日毎日聞いてれば、めんどくせぇなと思われてしまうんですよね。

たまに喜びを共有するから良いのですよ。







*自慢話は日誌やフリコメで済ませよう。
わたし自身、自慢話をあまりしたくない派なので、よほど嬉しかったことしか話さないです。
というか、自分からチャットやかきおきメモで、〇〇を手に入れたよ!とか〇〇に勝った!なんて、自慢するのは恥ずかしいので、
よっぽど嬉しかったことは、
冒険日誌やプロフィールのフリコメ欄にそっと書くようにしています。
チャットやかきおきメモでのアピールは見たくなくても、聞きたくなくても視界に入りますが、
日誌やフリコメ程度ならば、見たくない・情報を遮断したいひとは、自分からページを開かない限り見なくても済みますからね。
日誌見たよ、フリコメ見たよ、と言って、「おめでとう〜」とか「よかったね」と声をかけてくれる人もいますが、なにも言ってこない人もいます。
それで良いのです。
わざわざ話題に出す必要はないけど、
ちょっと嬉しいことがあったから自己満足で日誌やフリコメにそっと書いておいて、
気づいて話題に出してくれた人とだけちょこっと話して、
別に誰も気づかなかったらそれはそれでOKみたいな。

わざわざ話題を振ってまで語るとしたら、
ゼルメアで毒耐性の装備をゲットしたから、ダークキングやサソリにいこう!とか、
レグナードVに勝てたから、いつでも呼んでくれればパラ出せます!とか、
みんなが心からいいね!と思える報告をしていくと良いでしょう。





*最後に
誰にでも誰かに認められたい、誰かに褒めてもらいたい、承認欲求があって当然なんです。
ただし、それをなりふり構わずやりすぎてしまうと、面倒くさい奴と思われてしまいます。
もし、自分が相手の立場に立ったら面倒くさい奴だなと思うはずです。
ここまで読んで、
いつもフレンドに報告ばかりしてたかも…とハッとした方もいたりするかもしれません。
理由はわからないけど、フレンドがよそよそしくなったり、チャットの返信が遅くなったり、身に覚えがないのにフレ切りされた経験があったりしませんか?
自慢話をいきなりやめろとは言いませんが、少しずつ回数を減らしていくと、
人間関係のトラブルが格段に減ると思います。
そして自慢話をいつも受け取る側の人は、
自慢話に対していちいちまじめに反応していては、身が持ちません。
適当に受け流す術を身につけるのが一番です。
定型文で事務的に返したり、たまにならばこちら側も、マウントの上からマウントをとってもいいんじゃないかな?と思います。
自慢話と報告は似て非なるものです。
お互いの気持ちを考えてお互いがハッピーになれる情報共有はどんどんすべきだと思います。
心の底からおめでとう!と言えるような嬉しい報告、
自分にとっても利のある報告には、

素直に一緒に喜び合えるような素晴らしいフレンド関係を築いていきたいものですね。




おわり。

ドラクエ10:ネトゲでの約束は守られるべき?

ども!
ずしおうまるです。
さて、最近ドラクエ10で遊んでいて、
わたしってもしかするとネトゲに向いてないかも…と痛感した出来事がありました。
いや、もともと自分自身、ネトゲには向いてないタイプだと理解していました。
だからフレンドは必要最小限にとどめていましたが、
今回起きた出来事で、
なぜこんなことができるのか理解できない!と思う自分がいる一方で、
こんな細かいことに目くじらを立てているようでは、ネトゲなんてできやしない…と悩んだりもしました。
この出来事を記事にするか迷いましたが、
やはりネトゲを通して思ったことは記事にして考えていきたいですし、
同じようなことを経験した人や、
わたしとは違う意見をもつひとにも、共有していきたいのです。
そんなわけで、懲りずに記事にしてみました。
今回は、
ネトゲの世界にも守られるべき約束ってあるんじゃないのかな?
というのがテーマです。
今回もわたしが経験した実体験をもとに意見を書いて行きたいと思います。
では以下よりスタート〜






・ことの発端
※今回はフレンドが2人登場するので、フレAとフレBと表記させていただきます。
その日、わたしは週課の討伐クエストが更新されていたので、討伐クエストを受けにいっていました。
すると、フレンドAが声をかけてきてくれて、
何気ないチャットをしてるうちに、
話の流れで万魔の塔に行かないか?という話になりました。
しかし、いつも遊んでいるもう1人のフレンドBがそのときログインしておらず、
フレAがどこチャで確認したところ夜の21時頃ならば、インできるとのことで、
では夜の21時に集合して、
3人で万魔の塔に行かないか?という話になりました。






・約束の時間なのに…
そうして夜、食事を済ませて、
わたしは約束の21時になる5分前にログインしました。
すでにフレAがログインしており、フレBはまだきていない様子。
とりあえず、全員が揃うまで荷物整理や宝珠を振って時間をつぶしていました。
すると、なぜかフレAが見知らぬひとたちと3人でPTを組み始めました。
その瞬間、嫌な予感がしました。
あと2、3分で集合時間の21時になるのに、なぜPTを組んだのか?
もちろん、突発的に誘われることもあるでしょうし、PTを組むこと自体はよいと思います。
でも21時に集合して万魔の塔にいこう!
と、約束していたわたしに、PTに誘われちゃったから少し待っててね、の一言もなく定刻の数分前にPTを組むってどういうことなのか?

と頭の中は疑問符でいっぱいでした。
とはいえ、組んでしまったものは仕方がないので、とりあえずスルーしてフレBを待ちました。
フレAが迷宮に行きだして数分後、もう1人のフレBがログインしてきました。
ログインしてすぐフレBはわたしと挨拶を交わし、しばらく2人でチャットで雑談をしていましたが、途中でやりとりが途切れました。
あれ?と思ってフレ欄を見ると、
なんと迷宮に行っていたフレAと、
後からログインしてきたフレBが合流しPTを組んでいました。

どうやら3人PTで迷宮を遊んでいたフレAが、
フレBを誘って4人で迷宮に行き始めたようです。
フレAと一緒にPTを組んでいたひとたちがフレBと面識があったようで、フレBをPTに加えて迷宮に出発したようでした。
さすがにこれにはイラっときました。
PTを組むのは仕方ないにしても、
時間通りログインして待っているわたしに、待っててね、の一言もなく、
平気で楽しく遊びだしたその神経にイラっときたのです。







・結局、ログアウト…
そのあと、1時間ほどキラマラをして時間を潰して待ちましたが、当然ながらすぐ迷宮が終わることもなく。
22時になっても終わらないし、待たせてごめんの一言もありませんでした。
もしかすると、フレたちの感覚としては、
21時に集合と言っただけで21時から遊ぶなんて一言もいってないから、
別に待たせても大丈夫でしょ。

という感覚だったのかもしれません。
でもそれならば最初からわざわざ21時頃と時間を指定しないでほしかった…。
わたしにだって都合というものがありますから、
22時頃お風呂に入る習慣があるので、1時間も2時間ものんびり待っていられません…。
さすがにそれ以上フレを待つ気にもならず、そっとログアウトしました。
同時に、そのフレAとフレBに対しての友情の気持ちも、ログアウトしていくようでした。
それから30分後、約束の時間から既に1時間30分が経過した頃、PTが終わったのか、フレAからどこチャでチャットがきていました。
とくに謝るでもなく、お風呂?…とだけ。
当然ながらそれに返信する気力もありませんでした。
現実ならば、事前に約束していた友達が集合時間に集まり、目の前で待っているにも関わらず、別の友達と遊んだら…それこそ絶交ものでしょう。
でも、ネトゲだったら、約束していたフレを置き去りにして、別のひととの遊びを優先したってべつにかまわないと思うひとも居るのでしょうね。
現実に比べれば顔も見えないし、多少雑に扱ってもよいのかもしれません。
しかし、それがネトゲの世界では当然のことだとしても、
わたしだったら絶対にそんなことできないです。
もし、わたしがフレAと同じように、
集合時間の直前に、別のフレンドからPTに誘われたら、
先約があるからごめんねと絶対に断ります。
万が一、どうしても手伝ってほしいと頼まれて、断れないようであれば約束の時間までに終わらせられるように努力しますし、
終わらないようであれば、
ちょっとPTに誘われちゃったから○分だけ待ってもらってもいい?待たせちゃってごめんね!

とフレに声をかけます。
だって、相手に待ってもらってるんですから…当然のことなのではないかなと思います。







・ネトゲの約束は破っていいのか?
ネトゲのひとたちとの約束。
それはやはり現実に比べれば軽いものなのだと思います。
たとえば、夜20時頃あそぼうね!と約束していたとしても、
寝落ちしてこられなかったり、
具合が悪くなったり、
急用で行けなくなることくらい普通にあります。

だから、約束していたけど、リアルの事情により、ログインできなかったという場合は仕方がないし、当然だと思うのです。
なぜなら、それぞれの生活もありますし、
ネトゲなんかより、リアルを最優先するのは、当然だと思うからです。

(ただドラクエ10にはどこチャというLINEのようなツールもありますし、利用してる方は行けないなら一報くらいはほしいですが…)
ただ、どうしても理解できないのは、
事前に時間を指定してゲームにログインしているにもかかわらず、
その約束を無視して、別の人と遊んでしまうというのが、理解できないのです。

以前からフレたちには良くしてもらっていました。
でも、仲良くなればなるほど、距離が縮まれば縮まるほど、
なんでこんなことができるの?
と疑問に思うことが増えて行きました。
ネトゲではおそらく普通に行われている行為なのかもしれませんが、やっぱり自分は嫌な気持ちになります…。






・雑にされたら雑に返すのが一番なのかも。
わたしはとあるチームに所属していますが、
PTの誘いやカジノなどのミニゲームなどの誘い以外、チームチャットも挨拶も禁止のチームに入っています。
和気藹々と遊ぶチームが多い中、
そんなチームに果たして需要があるのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれないですが、ソロプレイはつらい、でも人間関係に疲れた…というひとたちにとって、
必要最小限だけしゃべれば良いチームはオアシスのような場所なのです。

わたしの所属しているチームは、
フレンドと組んで遊んでる方もいますが、
ソロプレイで遊んでいる方がほとんどです。
チームに所属してるメンバーは150人以上。

それほどまでに自分のソロプレイを尊重したいひとや、人間関係に疲れてるひとが多いということです。
フレンドと遊ぶ時間は楽しいです。
とても貴重な時間ですし、誘ってもらえたら嬉しいし、フレンドに良くしてもらったらなにか返したいと思います。
でも、理解できない行為が複数回続くと、
どうしても心のブレーカーが落ちてしまうのです。

フレたちは、わたしと違ってフレンドが沢山いますし、突発的に誘われたならそちらを優先したってかまいません。
ただ、待たせるなら一言ぐらい言って欲しかった。
自分はフレンドに対して一生懸命、誠意を尽くしているつもりでした。
でも相手がそうじゃなかったら…。
リアルの人間関係と同じで成り立つわけもないのです。
リアルの友達じゃないので、雑にされたら雑にかえせばいいんだろうなとは思います。
わたしもフレたちと同じように、約束の時間なんて無視して別の人と遊んだり、
なんならチームのひとを誘って、フレたちと約束していた万魔の塔に行ってしまっても、良かったかもしれませんね。

でも、わたしにはそれができないんです。
できないからこそ、やっぱりわたしは、
どちらかというとソロプレイが一番性に合ってるんだろうなと思います。







・ネトゲといえど守るべきモラルはあるんじゃないかな。
ネトゲの約束事なんてリアルの約束や急用に比べたら、ちっぽけなものです。
でもね。せめてログインしたときくらいは、
フレンドとの約束を守るべきなのではないでしょうか。
フレンドが約束した時間に来て、ずっと待っているのに自分たちは、他のフレンドと一緒に楽しく迷宮。
21時頃ログインしようとは言ったけど、
21時から遊ぶなんて言ってないんだから、
べつに待っててね、と言う義理もない、と。

それ、心が痛まないんですか?少しも?
なにも感じないとしたら感覚が麻痺してるんじゃないかなと思います。
約束の時間通りに遊べない・待っててねと伝えることが出来ないなら
最初からログインする時間を指定する約束をしなければ良いのに…。
自分にリアルの時間があるように、相手にだってリアルの時間があるのは当然です。
何度も言いますが、リアルを優先するのは良いんですよ。
寝落ちして時間に来られなくても、
具合が悪くていけなくても、
何となく気乗りしないなら来なくたって良いし、
めんどうだな嫌だなと思うくらいなら、
その気持ちを優先したって良いんですよ。
みんなネトゲよりリアルを大事にしてほしいと思うに決まっています。

ただ、ログインしてそのゲームの世界に入ったのならば、話はまったく別です。
ログインした以上、そこで交わした約束くらい、
きちんと守りましょうよ。
そう思うのって変なことなんでしょうかね?





おわり。