もってけ!ずしおうまる

モンハンが大好きな、へっぽこ大剣ハンターZushiの狩猟記録。他ゲー、アニメ、音楽、仕事の愚痴。持続性のない記事が多めです。

ドラクエ10:奢り文化に戸惑う人は野良にいこうぜって話。


ども!ずしおうまるです。
今回もドラクエ10を遊んでいて疑問に思ったことがたので記事にしてみました。
今回のテーマはこちら。
ドラクエ10のコイン、カードの奢りあいって面倒くさくないですか?
これについて、わかるひとはすごいわかる!と共感してくださると思いますが、
わからないひとは、全く理解できないと思います。
今回は、奢ったり奢られたり、奢り返したり奢り返してくれなかったり…と、そういう煩わしさ、息苦しさみたいなものをテーマに記事を書いていこうと思います。







*奢りとはなんぞや?
まず初めに、ドラクエ10でいう奢りとはなにかを説明していきます。
ドラクエ10では強いアクセサリーを作るために、何度も同じボスを周回しなければなりません。
しかし、そのボスと戦うためには、コインやカードが必要なのです。
コインにはびっくりするほど高い値段がついていたり、カードがなかなか手に入らないうえに期限が決められていたり…と、ひとりではなかなか思うようにアクセサリーが集まりません。
そこでよくあるのが、
フレンド同士、チームメンバー同士で、自分のカードやコインを奢ってあげたり、時には奢ってもらったりすることがあるわけです。
基本的に、奢り というからには見返りはいりません…ということだと思いますが、
いつも同じ人に奢ってもらいっぱなしというわけにはいかないため、こちらも奢り返したりするわけですね。
そうなると必然的に奢り合いのループができていきます。
そうなってくると、奢りたいわけじゃないけれどこのあいだ奢ってもらっちゃったし、そろそろ返さないと悪いかな?とお互いに気を使い、
べつに奢りたくないけど奢らなきゃという義務感に襲われます。
べつに奢り自体は良いことだと思いますが、
中にはわたしのようにそれを負担に感じるひともいますし、
さらに言うと、奢られたら奢られっぱなしでぜんぜん平気なひともいたり…と、
奢りといってもひとそれぞれの受け取り方、捉え方が違うため、そこもまためんどうくさいんですよね。







*奢りが苦手な理由
おそらくですが、カードやコインを奢るよ!と言ってくださる方々というのは、
本当に善意からフレンドやチームメンバーに、奢ってくれてると思うんですよ。
もう自分は完成したアクセだから〜とか、
単にみんなでワイワイ遊びたいから〜とか、
ちょっと気になってる子に良いとこみせたいから〜とか
初心者さんに奢ってあげたいから〜とか
理由は様々でしょう。
ふつうであればその好意をありがたく受け取るべきなんですが、わたしのように奢られることが苦手な人間は少なからずいます。
奢られるのが嫌な理由をいくつか挙げますが、

・奢られたままにしたくない性分なので、こちらもなにか奢り返さなければと思ってしまう。
・万が一なにかトラブルが起きたときに、あのとき奢ってやったのに…となる可能性を想定してしまう。
・4枚コインやカードを持っているならば、正直奢るより野良でまわすほうがはるかにおトク。
・奢るつもりでコインを投入したら、相手にコインを入れられ、さらに借りを作るハメになったりする。


…正直これらについては、
奢ってくれるなら奢ってもらお〜と素直に受け取れるタイプの方なら、奢りって言ってくれてるんだから甘えればいいじゃん!で済みます。
しかし、わたしのようにフレンドとは対等な仲でいたいからこそ、奢られたままだとモヤモヤしてしまうタイプの人間は、奢りシステムが本当に嫌でたまらないんですよね。







*真に対等な関係を築きたいなら奢りではなく持ち寄りであるべき。
もちろん、奢りあうことにより人間関係が円滑になる場合もあります。
しかし、そもそも奢るという行為は余裕があるひとがやれば良い行為だと思うのです。
カードやコインに余裕があるわけではないけれど、お世話になってるからという理由で奢ると、
結局、奢る→奢ってもらう→奢る→奢ってもらう…のループになります。
もっと最悪な場合、自分が一方的に奢るだけになる場合もあります。
善意を受け取るだけ受け取り、まったく返さなくても平気…というひともけっこういるからです。
しかしながら一方的に奢りつづけているひとも心のどこかで、
持ちつ持たれつを望んでいるはずだと思います。
もしも対等なフレンド関係でありたいと思うのであれば、
奢りではなく、持ち寄りが良いと個人的には思います。

一方的に出してもらうのではなく、
お互いにコインやカードを出し合えば揉めることがそもそもありません。
何度も言いますが、奢りは余裕があるひとや、余裕があるときにやれば良いのです。
それ以外は基本的には持ち寄り。
これが一番無難じゃないかなと思います。






*フレが持ち寄りに来てくれない場合は野良へ。
とは言ったものの、
奢りのときは食いついてくるチムメンやフレも、いざ持ち寄りに誘ってみたら途端にダンマリ…という場合もあるでしょう。
そういった場合は野良へ行きましょう。
野良と聞くと、うわ!こわそう…と思うかもしれませんが、
野良が怖いというのは、指摘されたり支持されたり怒られるのでは?というイメージがあるからでしょう。
わたしもよく野良に参加しますが、理由も無くネチネチひとに指摘したり怒ったりするような変わり者は極少数です。
野良で怒られることがあるとするならば、わりと怒られた側にも問題があったりします。
耐性を準備していなかったり、
立ち回りを理解していなかったり、
PTリーダーの指示を無視したり、

と、理由があるから怒られてしまうのです。
耐性装備がないだけでひどい!と思うひともいるかもしれませんが、
他のひとからしたら、
サクサクとアクセを集めたいから、わざわざ耐性装備を準備して野良で遊んでいるのに、耐性無し初見…というひとがいたら、介護となんら変わりがないのです。
野良はちゃんと準備していれば、まったく怖くありません。
むしろ慣れてしまえば野良のほうが耐性や立ち回りがしっかりしているぶん、フレンドとやるより楽だったりします。
また、4枚分カードやコインを準備できた場合、
奢りだとたったの1周しかいけませんが、野良持ち寄りならば4周も迷宮にいけます。
アクセサリーもたくさん手に入るので、
きちんと耐性装備を揃えたい、
アクセサリーを集めたい、
うまくなりたいというひとは、

絶対に野良に行ったほうが良いと思います。
作りたいアクセがあるのに、野良は怖いからと、奢りだとかサポで迷宮に行くのは非常にもったいないです。
フレやサポでいくにしたって、ある程度耐性は必要だと思いますし、
まずは耐性装備を揃えて、予習をしっかりして、勇気をだして野良に挑戦してみることをオススメします。










*フレと野良、結局楽しみ方はそれぞれ。
ここまで奢りシステムに少しでも疑問を持つならば野良に行けと散々言いましたが、
結局たのしみかたはひとそれぞれなんですけどね。
フレに奢りたいし、奢られたい。
野良は耐性を準備しろとうるさいけど、フレとなら耐性がなくても大丈夫だし気楽。
みんなでアクセを作ったほうが楽しい。
たとえフレに一方的に奢っているとしても、フレに喜んでもらいたい。尽くしたい。
フレに喜んでもらえることがモチベになる。

と思うならば、そういう方はそういった楽しみ方で良いと思います。
けれども、
フレに奢りっぱなし、奢られっぱなしが嫌だ。
耐性装備を準備しないままフレンドに寄生するのは情けない。
アクセをどんどん作りたい。

と、思うのであれば、野良持ち寄りに参加したほうが絶対にお得です。
野良が怖いと思うのは、一歩を踏み出す前だけで、一度参加してしまえばこんなもんか…と拍子抜けすると思います。
野良はガチ勢が多いと思われがちですが、
そんなことはありません。
たしかにガチ勢もいますが、意外にみんな、自分のアクセ作りを一生懸命やりたいひとが集まっているだけです。
貴重なカードやコインをフレに使うことは悪いことではないですし、
相手が喜んでくれることで自分が少しでも満たされ、相手に見返りを求めないのであれば奢ってあげても良いでしょう。
ただ、それにストレスを感じるようなことがあるのならば、自分のために使いましょう。
そのカードやコインはあなたのものであり、フレンドのためのものではないのですから。
自分のためにアイテムを使うことは自己中心的なことでもなんでもありません。
ほんとうは嫌だけど、奢りあうのが当然という空気こそが自己中心的だと思います。







*総括
わたしも初心者の頃、フレンドに奢ってもらうことがありました。
フレンドからしたら初心者のわたしに親切にしてくれたのだと思います。
しかし、どうしても奢られっぱなしでいることができず、持っている数少ないカードをだしてお礼にと迷宮に誘ったり、時には行きたくもないコインを買ったり、コインやカードが準備できないときは職人で作ったものを送ったこともありました。
しかし、ある時、奢っても奢られても4枚カードを準備しても行けるのはたったの1周で、
作りたいアクセがなかなか作ることができないうえに、初期はカードやコインを手に入れる手段が少なく、少しずつ自分にとって負担になっている
ことに気づきました。
そうして、無理に奢ったり奢られたりするくらいなら持ち寄りで遊びたいと感じるようになっていきました。
しかし、わたしの数少ないフレンドたちには、わたし以外のフレンドやチームメイトがたくさんいるため、彼らと迷宮に行く機会もあるでしょう。
そうなると毎回わたしが持ち寄りを誘ったら、他のひとたちと迷宮に行く機会を減らしてしまうことになるのでは?と考えました。
それならば、野良しかない!と思い、自分から率先して野良へ行くようになりました。
野良では耐性や立ち回りをしっかりと準備しなければならない代わりに、
ほしいアクセを効率的に集められ、
利害関係が一致しているので気を使う必要もありません。

とはいえ、わたしも一切、フレンドと奢りあうことがなくなったわけではありません。
野良で自分のアクセを作り終えたあと、余ったカードだとか、自分には必要のないコインをフレに奢るようになりました。
そうすれば、たとえフレンドが奢りかえしてくれなかったとしても、
自分にとってはいらない物を奢っただけだから、まあいいやと思えるのでストレスフリーなのです。

奢る というドラクエ10の文化は温かくて良いとは思いますが、
対等な関係でいたいのならば、
やはり持ち寄りが一番良いかたちだと思います。

奢りはお金やカードやコインなど、余裕があるときにフレンドにおすそ分けしてあげれば良いかなと思います。
基本的に奢りというものは、
奢ったらおごり返すのが普通だ…
とわたしのように、受けた恩は返すべきだと考えているひともいれば、
奢りはおごり。返す必要はない…
と、恩というより施しだから返す必要なんてないと考えているひともいます。
だからもし、自分が奢る場合は見返りがない可能性があることを念頭に入れておくことが大事です。
そして見返りがないことにわずかでも虚しさを感じるならば、野良で自分のために使うことが賢明だと、わたしは思います。




おわり。