ダンガンロンパV3:第3章転校生オブザデッド非日常編1

でろでろでろでろでろ…
ども…
ずしおうまるです。

ダンガンロンパV3 第3章。
ついに犠牲者が出てしまいました。
やっぱり死者の蘇りだなんて、やめればよかったんや…。
犯人はいったい、だれなのか？！
まるで儀式のような殺害現場はなんの意味があるのか？！
探偵パートのはじまりクマ！

モノクマファイルの確認。

被害者:超高校級の美術部員夜長アンジー
発見現場:超高校級の美術部の研究教室
死亡時刻:午前2時頃
死因:致命傷となったのは首の後ろの刺し傷。それ以外に前頭部には殴打による裂傷もある。

生徒会の面々はやはりショックが隠せないようです。
自分たちを導いてくれていたアンジーさんが死んだことを。
夢野さんに至っては生きることもなにもかも面倒臭い…と、言いだしてしまいました。
それほどアンジーさんの洗脳は物凄いものだったのでしょう。
暗い雰囲気が漂う中、真宮寺くんがある提案をします。

かごのこの降霊術でアンジーさんの霊を蘇らせてみてはどうか、と。
かごのこの降霊術…真宮寺くんの研究教室にあった犬の置物を使って、死者の魂と話せる儀式のこと、だったよね。
真宮寺くんは、
殺されたアンジーさんから犯人を聞き出せばいい。
…と言います。
え？それなんて逆転裁判？
死者の蘇りの次は降霊術…
次から次へと不気味な話になっていきます。
しかし、降霊術は実際に起こりうる事象なのだと、真宮寺くんは言います。
事実、真宮寺自身が何度も成功させているのだそうです。
んなバカな…降霊術ができるのは綾里家の家元の血筋だけだぞ！

さらにもう1つ。
アンジーさんを殺した犯人が、死者の蘇りで蘇った人物である可能性があるかもしれない。
それを確かめるためにも、
アンジーさんを降霊術で呼び出し、話を聞くべきだ
と真宮寺くんは、言いますが…。

その話に真っ先にのったのは王馬くんでした。
オカルトにはオカルトで対抗する。
おもしろそうだ、と考えた結果だったようです。
つづいて夢野さんも。
彼女は心底アンジーさんに縋っていました。
もう一度アンジーさんと話せるなら…と、提案にのりました。
そして茶柱さん。
夢野さんの身を案じて参加することを決意しました。
そして降霊術に必要な人数合わせのため、キーボくんが選ばれ…。
真宮寺くん、王馬くん、夢野さん、茶柱さん、キーボくん
の5人で降霊術をやることになりました。

降霊術も気になりますが、最原くんは超高校級の探偵として堅実に調査をしていきます。
まず証言について。

白銀さんによると…
この超高校級の美術部の研究室に内側から鍵をかけられていて、外からは開かなかった。
ただし、生徒会メンバーに呼ばれたときは戸を開けていたため、中に入れたのは生徒会メンバーだけだった。
生徒会のメンバーはアンジーさんを殺す理由がない。
ただし、裏切り者の茶柱さん以外は…。
うーん…茶柱さんじゃないと思いたいんだけどなあ。

生徒会メンバー以外で、正面扉を開けられた人物はただ1人。
王馬くん。
彼のピッキング技術があれば扉を開けるのは簡単だったでしょう。
つまり、正面扉を開けられたのは、
生徒会メンバーの夢野さん、白銀さん、キーボくん、ゴン太くん、茶柱さん…そして王馬くん。
計6人となります。

次に現場捜査。
アンジーさんの研究室にはもう1つ扉があります。
先ほどの正面扉ではなく、

裏口の扉…こちらはスライド式の鍵がかかっています。
ちなみに金色の何かが付着しています。
この鍵はちょっとした力で簡単に開け閉めできるようです。
もしかすると、何か使えば外から開ける方法があるかも…？
正面扉は生徒会メンバーと王馬くんしか開けられませんが、
裏口扉ならばもしかすると全員が開けられる方法があるかもしれません。

アンジーさんの外傷は2つ。
致命傷になった首の後ろの刺し傷と前頭部を殴られた際の傷跡。
しかし、それも疑問点があります。
殴打と刺し傷では凶器を持ちかえる必要があります。
犯人は前頭部をなにかで殴りつけたあと、首を刺した？
だとすると、なぜそんな面倒なことをしたのでしょうか？

床に飛び散ったアンジーさんの血は乾いているので、少なくとも死後数時間は経っているようですね。

遺体の身体の下からはガムテープが発見されました。
髪の毛が何本かついているところを見ると、顔か頭に貼り付けられていたのかも。
でも、いったいなんのために…？

さらに、アンジーさんの遺体の周りには、蝋人形が4体天井からぶら下げられていました。
これも、蘇りの儀式の準備だったのでしょうか？
でも、蘇りの儀式に必要な蝋人形は、蘇らせる予定だった天海くんのものだけ。
他はアンジーさんが気持ちが昂ぶって作っただけの人形だったはず…。
と、なるとこの蝋人形は犯人がぶら下げたのでしょうか？
なにかの儀式にみえなくもないけど。

屍者の書…アンジーさんはこの中に書かれている蘇りの儀式を実行するはずだった。
この中にはその手順が書かれています。

・蘇らせたい死者の人形を準備する。（ただし人形のサイズ、精巧さは問わない。ワラやマネキンでもOK。誰の人形かわからない場合は明記する）
・人形を用意できたら、屍者の書を燃やして灰にする。
・その灰を人形に振りかけながら、蘇らせたい人の名前を3回呼ぶ。
・目を閉じて待つ。
・蘇った死者が背後から肩を叩いてくれば成功（使用済みの灰は再利用不可。儀式は一度のみ）
…この儀式の手順を読むと、やっぱり人形を吊るすことは書かれていないし、
屍者の書が燃えていないところを見ると、儀式が始まる前に殺されたとしか考えられません。

つづいて赤松さんの蝋人形の胸に刺さっている日本刀。
金箔の日本刀…たしか真宮寺くんの研究室にあったものですよね。
この日本刀の先端には血痕が付着しており、アンジーさんの首を刺した凶器で間違いないようです。
この金箔…裏口扉についていた金色の物と同じなんじゃないでしょうか？
と、なると、やっぱりこの刀を使って裏口扉を閉めたんじゃなかろうか。
しかし方法がわからない。

真宮寺くんの超高校級の研究教室。

そこには金箔の鞘が置かれていました。
やはり刀はここから盗まれたようですね。

部屋の調査を進めていると、王馬くんが忘れものをとりに現れました。
降霊術の儀式に必要な、白い布をもっていくのを忘れたそうです。
降霊術に使うのは犬の木像、カゴ、白い布。
さらに降霊術の手順ですが…

・かごのこをやるには口寄せ役を含めて5人必要。
・光の届かない暗い場所でやらなければならない。
・籠犬村に伝わる魔法陣を地面に書く。
・口寄せ役となる人物はその魔法陣の中央の円の中で、床に置いた石を額に当て、亀の体制で丸くなる。
・他の参加者4人全員で儀式の準備を完成させなければならない。
・口寄せ役に儀式用の鉄カゴを被せ、カゴ周辺を白い布でおおう。
・最後にカゴの上に犬神様を置く。
ちなみに準備の際に決して魔法陣を踏んではならない…
・準備が整ったら他4人は部屋の四隅へ立つ。
・かごのこの歌をうたう。
・歌い終えたら、1人が「かごのこは、◯◯さんですか？」と問いかける。
・答えがあるまで声を出してはならない。
なんだか面倒くさい手順。

結局、降霊術が気になった最原くんは、王馬くんの誘いで参加することになりました。
ロボットのキーボくんは除外され、代わりに最原くんが入ることに。

注意事項として、
塩で書かれた魔法陣は絶対に触れてはならない。
もし触れてしまうと…
降霊術は失敗し呪いが降りかかる…
えぇ…なんかやばくねーか？
続いて、死者を呼び出すために、かごのこの歌を暗記し、準備は整いました。

問題は、誰が口寄せ役になるか。
真宮寺くんは、アンジーさんと同じ女性が良いと言います。
颯爽と名乗り出たのは、茶柱さんでした。
夢野さんが口寄せ役になったら、アンジーさんと話すことができなくなってしまう。
だから、彼女は自ら口寄せ役になることを選びました。

その代わり、夢野さんは、ちゃんとアンジーさんとお別れをしてくださいね。
ちゃんと前を向いて生きてください。
転子や他のみんなと一緒に生き残ってください。
お願いします。
茶柱さん…いい子すぎだろ…
喜怒哀楽が激しい茶柱さんは、逆に喜怒哀楽の少ない夢野さんをとても心配していました。
泣きたい時は泣けばいいし、
笑いたい時は笑えばいいし、
怒りたい時は怒ればいい。
感情を出すためには、もっと柔軟になればいい、と夢野さんに言います。
そんなまっすぐな茶柱さんの言葉を聞いて、夢野さんは微笑みました。
ふたりの間に、再び友情が戻った瞬間でした。

さっそく、降霊術の準備がはじまりました。

口寄せ役は、魔法陣を踏まないように入り、
中央にある石に額を付けた体勢になる。
途中で顔を上げたり、体勢をかえたりしてはならない。

つづいて鉄のカゴを茶柱さんにかぶせる。
この役は、王馬くんと最原くんになりました。

真宮寺くんがカゴのうえに白い布を被せ…

さらにそのうえに犬神様を乗せる。
犬神様は最原くん、真宮寺くん、王馬くん、夢野さんの4人で運びましたが、かなりの重量。

この後からは、口寄せ役は口を開いてはならないというルール。
茶柱さんは自分の意思では口を開かないと誓い、
降霊術のあとに会いましょう！
と言い残し、口を閉じました。

降霊術の手順は…
まず、残った4人はそれぞれ部屋の隅にたつ。
そして部屋を暗くするため、ロウソクを消すのですが…壁のロウソクから近い場所にいた王馬くん、最原くんが消す。
そして、真宮寺くんが、かごのこの歌を歌い出すので、それに合わせてみんなも歌う。
歌が終わって、真宮寺くんがアンジーさんの霊に呼びかけ、彼女が答えるまでは私語厳禁。

降霊術が終わったら、最原くん、王馬くんが再びマッチで壁に火をつける…。
この手順をたどっていきます。

やがて、儀式は始まりました。

かごのこの歌…
ゆっくりと静かに4人は歌います。

最後の方のフレーズを歌っている際、一瞬物音が聞こえました。
しかし、儀式の最中は私語厳禁。
4人は忠実にそれを守り、

ついに最後のフレーズを歌いあげました。

そして儀式の仕上げです。
真宮寺くんは問いかけます。
かごのこは…夜長アンジーさん？

しかし…返事はありません。
何度問いかけても…。
失敗してしまったのでしょうか？
とりあえず、マッチをつけて部屋を明るくします。

この手の儀式は、最初に行った手順とまったく同じ手順で片付けないと呪いが降りかかる可能性がある。
という真宮寺くんの言葉通りに、

最初に道具を持ち込んだ人数、

同じ手順で、道具を片付けました。
しかし…真宮寺くんが白い布をとった瞬間…。
カゴの中は血で染まっていました。

直後、夢野さんはカゴに向かって一目散に駆け寄りました。

なぜなら…そこに倒れていたのは…。