DQ8:呪われしゼシカと暗黒神ラプソーン!
ども!
ずしおうまるです!
そこにはすっかり変貌したゼシカの姿が!
どうやらゼシカは大呪術師ハワードを襲おうとしていたようである。
ハワードはゼシカとまともに戦うためには、強力な結界が必要だという。
エイトたちは、リーザス像の塔に行き、結界を作るために必要なクラン・スピネルを手に入れたのだった。
さて、クラン・スピネルを手に入れ、リブルアーチのハワード邸に戻ってきたエイトたち。
しかしなにやら庭が騒がしい。
見にいってみると…
ハワードがチェルスを罵倒している。
どうやらハワードの愛犬レオパルドの食事の時間が少し遅れてしまったようである。
たったそれだけのことで責め立てられるチェルス。
さらにハワードは、チェルスがレオパルドのことを呼び捨てにしたのが気にくわないようだ。
レオパルドには『様』を付けろ、と…
そしてレオパルドはお前の主人も同然のように接しろと命令する。
偉大な大呪術師だかなんだかしらないけど、ハワードはガチで人間のクズ。
町のひとたちからの評判もすこぶる悪い。
実はPS2版のこのイベントはもっと酷かった。
ハワードが『レオパルドの餌にチェルスが毒を入れたのではないか』と言いがかりをつけ、
チェルスを四つん這いにし、犬の餌を食わせるシーンがあった…。
このシーンはドラクエ8屈指の胸糞シーンだった…。
リメイク版は低年齢層が多い3DSで発売したため、子ども達への配慮からか変更が掛かったと思われる。
ハワードは、なぜかチェルスの顔をみると苛立つのだという。
しかし、かといってクビにしようとも思わない。
イラつく理由がわからないのだそうだ。
だからって、あれは酷すぎるような…。
最早、ひととしての扱いじゃないじゃん。
とりあえず、エイトたちはクラン・スピネルをハワードに渡す。
ハワードはお礼にエイトたちをこの屋敷の衛兵にしてやる!といいだす。
ぜんぜんお礼じゃないんですけどww
ハワードはさっそくエイトたちに命令を出す。
地下室から世界結界全集をもってこい…と。
その本に強力な結界のレシピが載っているそうだ。
たっく…大呪術師様は人にものを頼む態度もご立派ですねー。
地下に行くと、世界結界全集の他に、ハワード家の歴史 上巻・下巻という本がある。
この本には衝撃的な事実が載っている。
この本を書いたハワードは、現在のハワードの先祖だと思われる。
ハワードには、偉大な大呪術師クーパスという師がいた。
クーパスは呪術師として優秀なだけでなく、とても聡明だった。
クーパスはいずれ魔のチカラが復活したとき、自分の持つチカラが、クーパスの一族こそ賢者の血筋であることを、示してしまうだろうと考えた。
クーパスは賢者の血を魔のチカラに悟られないため、自らの呪術のチカラをハワード家に譲り渡したのだ。
その後、呪術のチカラを失ったクーパスは失踪してしまう。
クーパスから呪術のチカラを託されたハワードは、ハワード家に因縁の呪をかける。
この因縁の呪があれば、どれほど時が流れ、どれほど人の記憶が薄れゆこうとも、
魔のチカラが迫りし時には、師であるクーパスの末裔とハワード家の末裔は、必ず導かれ、出会うことになる。
…因縁の呪には、ハワード家の末裔が、命を賭して、クーパスの末裔を守るように…。
そんな願いが込められていたのだ。
つまり…ハワード家の呪術のチカラは、もともとはクーパスの者で、さらに言うといにしえの賢者の血を引いていたわけではない、ということになる。
では…賢者クーパスの血を引いているは一体…?
地下から戻ると、なにやら外が騒がしい。
急いで外へ出ると…そこにいたのはゼシカだった。
再びハワードを狙いに来たのか…と思いきや、
ゼシカはハワードがいにしえの賢者の血を引いている者ではない、とすでに気づいていた。
ゼシカの狙いは最初からハワードではなかったのだ。
本当の狙いは…チェルス!
あの本に書いてあったことは事実だった。
魔のチカラが迫りしとき、クーパスの末裔とハワード家の末裔が導かれ、出会う。
…ハワード家の末裔が、ハワード。
…いにしえの賢者クーパスの末裔が、チェルス。
ふたりはお互いが知らぬうちに導かれていたのだ。
だが、悲しいことに、本来チェルスを守るはずだったハワード本人がまったくそのことに気づかない。
それどころか酷い扱いまでしていたのだ。
チェルスを殺そうとするゼシカ。
だが、エイトたちがそれをさせない!
呪われしゼシカ
ドルマゲスほどではないですが、強いです。
まだゼシカ本人が覚えてない、
パーティー全体に睡眠をかけてくるので、せっかく溜めたテンションが無駄になることが多々あります。
他にも手下としてシャドーを呼んでくる。
ただし、シャドーは強くないうえに、ラリホーマで寝かされたときに起こしてくれるので、残しておいてもOK
エイトはテンションUp→さみだれづき(シャドーが残っているときは別の攻撃を)
ヤンガスはテンションUp→かぶとわり
なんとかゼシカを倒したエイトたち。
しかしゼシカは最後のチカラを振り絞り杖のチカラを解放する。
こんなところでぶっぱなされたらトロデーンの二の舞になりかねない!
と、そのとき!
間一髪のところで、ハワードの結界が完成!
ゼシカの杖のチカラとハワードの結界のチカラ…ふたつのチカラがぶつかり合う!
そして…
ゼシカが元に戻った!
しかし気を失い、倒れてしまう…
ゼシカは夢を見ていた。
その夢は大好きだった兄サーベルトと話している夢。
サーベルトは自分とゼシカのひいおばあさまのひいおばあさまが、いにしえの賢者の血を引いていたことを語る。
いにしえの賢者のチカラを受け継ぐ、サーベルトは剣術・魔術共に優れており、素晴らしい才能の持ち主だった。
しかし、サーベルトは、『自分の魔術など子ども騙しだ』という。
『ご先祖様の魔法のチカラはオレではなく、ゼシカ。
お前に受け継がれたんだ。
きっと、お前には自分でも気づかない能力が眠っていて、いつか、そのチカラが目覚める日が来るだろう』
サーベルトはそう言い残し、静かに消えていった。
ゼシカは…ゆっくりと夢から覚める。
そこにいたのは、兄サーベルトではなく…
エイト。
目覚めたゼシカは、ポツポツと語り出した。
あの杖を手にした瞬間、我を失ったこと…
そしてゼシカを支配した強大な魔のチカラの持ち主…暗黒神ラプソーン。
『世界に散った七賢者の末裔を殺し、我が封印を解け…』と。
七賢者とはかつて地上を荒らした暗黒神ラプソーンの魂を封印した者たち。
賢者たちはラプソーンを完全に滅せなかったが、その魂を杖に閉じ込め、自分たちの血で封印したそうだ。
七賢者の血を引く者は、
マスター・ライラス、サーベルト、オディロ院長、ギャリング…
そしてチェルスと、他に2人。
七賢者の血筋がすべて断たれると、杖にかけられた封印がとけて、ラプソーンの魂があの杖から出てきてしまう…。
と、ここでゼシカが異変に気付く。
あの杖がない!
先ほどの騒ぎでどこかに飛んでいってしまったようだが…。
あの杖を持った者はラプソーンに心を支配されてしまう!
一刻も早く、杖を探さなければ…。
爆風で飛ばされた杖…あのとき、そこにいたのは…。
以上!
ゼシカが正気にもどりました!よかった。
ゼシカが杖を手にしたことで、皮肉にも本来の敵の正体がわかりましたね。
あの闇の遺跡で祀られていたのも確かラプソーンだった。
奴がすべてのきっかけだったのか…。
謎は深まるばかり。
おわり。