DQ8:登れ!ライドンの塔!
ども!
ずしおうまるです。
さて…前回ついにドルマゲスを倒したエイトたち。
しかし戦いから一夜明け…なんとゼシカが行方不明に!
エイトたちに何も告げずにいなくなるなんて考えられない…一体彼女になにが?
ゼシカが通ったと思われる北の関所。
扉がボロボロになっている。
まるで強行突破したかのようなありさま。
さらに北へと進んでゆくと…
職人の町リブルアーチ
しかし、なにやら騒がしい。
町の人々の話によると、どうやら暴漢ならぬ暴女?暴婦?があらわれ、町の中を強行突破し、ハワードという人物の豪邸に向かったようだ。
…もしかして、何かゼシカと関係があるのだろうか?
ハワード邸に向かうと…
変わり果てたゼシカの姿が…
ドルマゲスの持っていたあの杖を携えている。
なんだか顔色がかなりひどいし、首とおでこのイライラマークがシュール。
どうやらゼシカはハワードという男を狙っているようだ。
大呪術師だというハワードは巨大な結界をつくりだし、ゼシカを退けようとするが…
4人の賢者の末裔を殺し、強力な力を得た杖にはこんな結界など通用するはずもない。
ゆっくりとゼシカはハワードに近づく…
が!間一髪のところでエイトたちが割って入る。
ゼシカはエイトたちを見ると、さすがにこの状況で全員を相手にするのは危険だと感じたのか、静かに姿を消した。
ゼシカに襲われていたのは大呪術師ハワードという男。
しかも、自分で大呪術師と自称しちゃうだけあって性格もお察しですw
それでも呪術師としての力は本物であるらしく、様々な魔術に精通しているという彼は、再びゼシカを迎えうつには、先ほどよりかなり強力な結界が必要だという。
しかしその結界をつくるには、クランバートル家という家に代々伝わるクラン・スピネルという、強力な魔力をもつふたつの宝石が必要だという。
以前からハワードはクラン・スピネルを譲ってくれないかと頼んでいるそうだが、頑固な先代が譲らないそうである。
うーん…それは頼み方が悪いか、ハワードの日頃の行いが悪いせいじゃ…?
屋敷を後にすると、先ほどハワードを必死に守ろうとしていた青年チェルスと出会う。
ハワードは命懸けで守ろうとしていたチェルスに対して妙に冷たい態度をとっていた。
使用人たちの話によると、ハワードはチェルスに対し、日常的に酷い暴言を浴びせているようだが、そこまでされてなぜ彼はハワードに尽くすのだろうか?
チェルスは、ハワードのことを命の恩人だと言う。
チェルスは半年前まで旅人をしていた。
しかし、たまたまたどり着いたこの町で、お金も食料も底をつき、倒れていたところを、ハワードに助けてもらった。
その時の恩を返すために忠誠を誓っているようだ。
超好青年じゃないか。
エイトたちはチェルスと別れ、クランバートル家に向かう。
クラン・スピネルの話をすると、その件については先代のライドンに聞いて欲しいと言われる。
ライドンは町の北にある塔を作っている最中だという。
塔を開ける鍵になる石のつるぎを受け取りエイトたちは塔へと向かう。
高く高くそびえる巨大な塔…ライドンの塔。
ライドンはリブルアーチの中でも天才と言われている建設師だった。
しかし、彼の一族は優秀な建設師が多く、いまでも聖地ゴルドーの巨大な女神像を始め、各地に素晴らしい建設物が残っているという。
彼らに比べれば、自分は劣っていると感じたライドンは、この塔をたった1人で作り始めた。
いつしかここはライドンの塔と呼ばれるようになる。
そして驚くべきことに、未だにこの塔は完成していない。
ライドンは今も塔を作り続けている…。
ライドンの塔はギミックがけっこう凝ってるんですよねー。
巨大なシーソーや女神像を動かしながら上へ上へと登っていく仕掛けになっています。
これがほんとに楽しくて、8のダンジョンの中では、けっこう好きなほうだったりします。
ただ、かなり迷子になって大変だし、なんといっても戦闘がキツイ。
強力な全体攻撃ができるゼシカの穴はかなり大きい。
しかもモンスターたちもうごくせきぞう、ゴーレムなど、パワータイプのモンスターが多く体力を容赦なくゴリゴリ削られる
塔を登りきる頃には回復を連発しすぎて、ククールのMPがゴッソリなくなりますw
塔そのものはおもしろいけど、戦闘がクッソきついから、この塔が嫌いってひとも多いかも。
さて頂上へたどり着くと…見るからに職人気質なおっさんが待ち構えていました。
彼こそがこの塔を作っているライドン
エイトたちはライドンに、クラン・スピネルについてたずねるが…。
どうやらライドンは知らないらしい。
……ここまで苦労して登った意味は?
この徒労感もライドンの塔が好かれない理由の1つかもしれない。
しかし話には続きがあった。
ライドンによると、
どうやらライドンの大昔の先祖が自分の作った像にクラン・スピネルを埋め込んだらしち。
その先祖は女性で、生涯最高の出来の像に、その宝石を埋め込んだとか。
その先祖の名前はリーザス。
…リーザス。
もしや…その先祖がつくった最高傑作とはリーザス像のことでは?
さっそくリーザス像の塔へ向かうエイトたち。
最上階に祀られるリーザス像。
すると突然リーザス像から不思議な声が…。
リーザス本人がエイトたちに話しかけてくる。
リーザスはもともと、伝説の七賢者の血を引く由緒正しきクランバートル家に生まれた。
しかしある代で、クランバートル家は賢者の血を失う。
…その理由は継承者であったリーザスがアルバート家に嫁いだため。
以来、賢者の血はアルバート家に受け継がれてきたのだという。
しかし、その賢者の血も、ドルマゲスによって絶たれてしまった。
継承者であったゼシカの兄、サーベルトの命と共に…。
しかし、アルバート家の血を引く、ゼシカはまだ生きている。
アルバート家の血を絶やさぬためなら、チカラを貸す…というリーザス。
リーザス像の両目にはめられていた、美しい宝石こそがクラン・スピネルだったのだ。
リーザスはクラン・スピネルをエイトたちに託し、静かに消えていった…。
以上!
今回はここまで!
それにしてもハワードはかなり嫌なやつですね…大の大人だと考えるとチャゴス以上に性悪。
さて、クラン・スピネルを手に入れたエイトたち!
ゼシカをもとにもどせるのか?!
おわり。