もってけ!ずしおうまる

モンハンが大好きな、へっぽこ大剣ハンターZushiの狩猟記録。他ゲー、アニメ、音楽、仕事の愚痴。持続性のない記事が多めです。

Perfume離れをしていたにわかファンが「COSMIC EXPLORER」を聴いた感想。

 
ども!
ずしおうまるです。
やー、3月はほとんどブログ更新できませんでしたー。
仕事が忙しくて疲れ気味だったのが一番の理由ですが、実は介護福祉士の国家試験の合格発表があったので、内心ハラハラの日々を送っていたという事情もありました。
結果は………!?
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ハイッ!!
まあ、それはまた今度言いますってことでお茶を濁すw
とりあえず試験も終了してホッとしたとこで、今回はわたしが大好きなPerfumeの新作アルバムについて書いていこーかと思います。
 

 

 
 
さてPerfumeのアルバムは、2年ぶりの発売ってことでファンにとっては待ちにまった待望のNewアルバム!
…ってことなんですが、実は私、最近Perfumeのシングル曲をまったく追いかけていませんでした。
ディオ様のスタンド、ザ・ワールドによって私のPerfumeの時は止まっていたのである。
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わたしの中で、一番記憶に残っていて、かつiPodに入れた最後のシングルは「Magic of Love」でした。
もはや懐かしい。
調べたらこの曲は2013年にリリースしているので、じつに3年前!?
そんなに経っていたのか!
この曲くらいまではPerfumeを追っかけてたわけです。
ちなみにこの曲のPVがすげー可愛いくて好きで何回も見ました。
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かしゆか→カツラとる→のっちに変わる所とか!
のっちが紙吹雪投げる所とか!
のっちが両手で指を指して楽しそうに微笑む所とか!
ぜんぶのっち絡みなのは、わたしがのっちファンだからです、さーせぇん。
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Magic of Loveに続いて発売されたのは「Sweet Refrain」でした。
前作のアルバムLEVEL3発売直後のシングルってことで、ファンの間でも人気度もかなり高いはずの曲…のはすが、なぜか私はこの辺りから曲を聴いた瞬間、ビビッとこなくなってしまいました。
曲を聴いたときに「これだ!」と感じていたものを一切感じなくなってしまいました。
この時感じた違和感…まあ、いつもいつも私好みの曲が来るはずもないよな、と思いスルーすることにしました。
というか、カップリングの「恋は前傾姿勢」の方にビビッと来てしまったのは内緒。
気だるく可愛く。Perfumeらしさ全開な私好みの良曲です。
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そして続いて発売された「Cling Cling 」
ぶっちゃけ衣装は可愛いかった。
…が、ただそれだけだった。
この辺りから頭に曲がサッパリ入らなくなりました。
この曲が好きなひとにはホントに申し訳ないですが、Perfumeのシングルでここまでガッカリしたのは正直、初めてでした。
なんかこの辺りから、Perfumeで出す必要性のある曲なのか…?
きゃりーちゃんだっていいんじゃないだろうか…。
と疑問を感じるようになりました。
そして、ここから積極的にPerfumeのシングルを追うことをしなくなったわけです。
 
 
 
 
…と、こんな感じでPerfumeから離れつつあったわたしですが、
Perfumeが嫌いになったわけではないのです。
実際、シングルは追いかけていなかったものの、アルバムの発売は楽しみにしていました。
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2年ぶりに手にとったアルバム…
「COSMIC EXPLORER」
初回限定版をゲットしてきました。
が、わたしの苦手な箱タイプの入れ物でちょっとショックorz
さらに紙のケースにCDが挟まっているしorz
歌詞カードは広げないと見れないしorz
見た目はオシャレで最高にグッドなんですが…。
わたしは機能性重視なので、フツーにプラスチックのケースで、本みたいにめくっていくタイプの歌詞カードのほうが嬉しかったなー。
と、思いつつも、さっそく聴いてみました。
では感想を書いてゆこうかなー。
専門的なことはよくわからないうえに、わたしの感性で正直に良い悪いと感じたことをかきなぐるつもりなので…不快な思いをする可能性大。
一応、前おきとして、
わたしはPerfumeが嫌いなのではありません。
むしろ大好きだからこそ、正直でいたいのです。
彼女たちの出す曲すべてを肯定するだけがファンではないと思うのです。
あくまで、いちファンの1つの意見として受け取っていただければ幸いです。
嫌なひとは逃げてねー*(^o^)/*
ほんじゃ簡単な感想です↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
01 Navigate
Perfumeでおなじみのイントロ曲。
なんかこう全体的に宇宙っぽいイメージの曲ですね、アルバムのタイトルからして「宇宙」がテーマなんでしょうか。
空いっぱいに輝く星が頭に浮かびました。
 
 
02.Cosmic Explorer
アルバムの表題曲にふさわしく、イントロからゴリゴリと力強く、聴いた瞬間ビビッときました。
ゾクゾクするようなカッコよさ!
こういう曲を待っていたんだぜ!
宇宙に飛び立って大気圏突破!みたいな勢いです。
歌詞も中田さんにしては珍しくファンタジーチック。
が、意外にもすごくPerfumeに合います。
こういう歌詞をもっともっと書いてほしいなあ。
低音で「Cosmic Explorer」と囁くように歌う部分が最高にクールです。
GAMEのようなカッコイイ系の曲に分類されるのかなあ。
序盤は壮大なイントロに圧倒されたけれど、後半あたりでメロディーを口ずさむ部分…あの優しい歌声に癒されました。
このあたりの強弱も素晴らしい。
アルバムの中で1番気に入った曲かもしれない。
 
 
03.Miracle Worker
あまり意味のない歌詞の羅列…が、妙に中毒性がある曲。
最近のPerfumeでよくあるタイプの曲かなと思います。
歌詞がほとんどないのに、なぜか耳に残る不思議な現象。
わたしは歌詞を読むタイプなので、この手の曲はあまり好きにならないはずなんですが、この曲はわりと心地よく聴けました。
 
 
04.Next Stage with YOU
こちらも3曲目と同タイプの曲ですね。
歌詞はあまり頭に入らないのにメロディーが残る。
さすがに2曲連続このタイプが続くと、うーむとなります。
ふと思ったけど、Perfumeの曲はこういうタイプが増えたなと思います。
昔はサビは繰り返しだったけど、Aメロ・Bメロとはっきりと歌詞がわかりやすいものが多かったです。
今作は全体的に歌詞カードを見るとOh…とWow…ばっかりで切ない。
なんかスカスカしててちょっと残念。
歌詞を見るタイプの人間には少し寂しさを感じます。
 
 
05.STORY
う、うーん…正直イマイチ。
歌詞が4行しかない切なさに涙が出る。
いちおう箸休め的なポジションかなと思うけれど、箸休めにならない。
最初のギュイーンてコピー機が壊れたみたいな音を聴いた瞬間、なんか飛ばしたくなりましたw
カッコイイ系というよりは、うるさい系?
そしてやたら長い。
まだ終わらないのかと思ってしまいました。
 
 
06.FLASH(アルバムmix)
映画「ちはやふる」の主題歌で話題になっています。
やっとホッとできるところへ来た…と言った感じでしょうか。
吹雪の中、下山している最中にロッジが見えたような幸福感w
ちはやふるが競技かるたの漫画だからでしょうか、全体的に和っぽいイメージが漂う。
ちはやふるぅう〜の部分が非常に心地よくてたまらんです。
中田ヤスタカさんはタイアップの曲をうまく処理しますね。
タイアップを生かしつつ、Perfumeらしさを表現する。
純粋に好きだ。と思える一曲。
 
 
 
07.Swee Refrain
先ほど上で、以前聴いたときはビビッとこなかったと書いたけれど、アルバムを通して聴いたら、ものっすごく良い曲な気がしてきましたw
3曲目〜5曲目が歌詞よりメロディー重視だったせいか、あまりピンとこなかったから余計ですかね。
やっぱり歌詞があると安心します。
歌はメロディーと歌詞があってこそだなと感じます。
ようやくアルバムが動き出したような気持ちになりました。
 
 
08.Baby Face
なんかこう…西野カナちゃんが歌ったら似合いそうな曲だなと思います。かわいい曲。
とか言いながらふだん西野カナちゃんの曲は聴いてないんですけどねw
背伸びしないでいいんだよ、等身大の君で良いんだよ、という優しいお姉さん目線の曲。
Perfumeも、もうお姉さんですからね!
こういう曲が似合うお年頃になったんだなあ、と感慨深い気持ちになりませんか?
恋愛曲が多いPerfumeだけど、この視点は初めてなんじゃないでしょうか。
女のわたしですら、胸がキュンッとなりました。
こういう可愛い系の曲が入るとアルバムの雰囲気がマイルドになりますね。
好き嫌いが割れそうな曲ですが、
個人的には、アルバムの中でかなり上位に食い込む位好きです。
音がシンプルで全体的に優しい雰囲気なので、聴いていて気持ちが良い。

 
09.TOKIMEKI LIGHTS(アルバムmix)
なんか希望に満ちたキラキラした曲です。
宇宙をのんびり漂っているような、小旅行しているような心地よさを感じます。
これはさりげなくチョコラBBのタイアップ曲です。
サビに行くまで気づかず、サビが来た瞬間…
あ「え?お疲れ肌荒れ?」
の「寝不足ニキビかあ…」
か「泣きたい口内炎ね?」
が、再生されたのはわたしだけじゃないはずw
ちなみにかしゆかは、「熱帯口内炎」ではなく「泣きたい口内炎」と言っているらしいよ。
何度聞いても熱帯口内炎にしか聞こえない罠。
熱帯口内炎なんて恐ろしい響きである。
そんなもんになったら固形物を口に入れられる気がしない。
 
 
10.STAR TRAIN(アルバムmix)
出だしは何やらドンドコしてて、急に宇宙のイメージが飛んで未開の地の部族が浮かんだけれど、歌が始まったらかなりの神曲で衝撃。
ビビッときた。これだ、と。
たぶんいつだったかMステで聴いたような気がします。
おそらくシングル曲だったのでしょう。
近年のPerfumeの曲ではかなり好きな曲です。
ピアノが心を揺さぶる。
3人の優しい歌声に涙があふれる。
Perfumeの駆け抜けてきた道…そしていま。
「いつだって今が 常にスタートライン
遥かなユニバース 走れ STAR TRAIN」
最近Perfumeが好きだって気持ちが薄れていたことは間違いない。否定できない。
でも、いつだってPerfumeは引き戻してくれるなあ。
ライブで聴いたら号泣確定。
わたしの中でもうすでにエンディング状態。
 
 
11.Relax In The City
STAR TRAINでひとしきり泣いたあと、癒しがやってきました。
前作のアルバムでいう「ポイント」ポジションか。
これは氷結のタイアップだったかな。
こういう気だるげな甘い曲も得意なPerfume
春風に吹かれながら聴きたい。
草原が目に浮かぶ。
けっこう好きです。
 
 
12.Pick Me Up
純粋にカッコイイ。
Perfumeのハイクオリティなダンスが生きる曲です。
去年の紅白でもこの曲で最高のパフォーマンスを披露していましたね。
とか言いながらじつは…曲自体はあんまり好きじゃなかったり…ゴニョゴニョ…
やはりわたしは、いわゆる売れ線曲が好きなのだろう、と自分でも思いました。
真のファンならば、クオリティの高い曲とパフォーマンスが合わさってこそPerfumeと考えていることでしょう。
だからダンスミュージックっぽい曲もライブを想像して自然と高評価になる。
が、わたしの場合はメロディーと歌詞が一致して初めて好きな曲だと考えるタイプ。(例外もあるけど)
ライブと曲は別物としてとらえているから、スッと曲が入ってこないんですよね。
じつはPerfumeファンの間で人気のParty Makerも、この曲と同様の理由で好きになれずにいます。
 
 
13.Cling Cling(アルバムmix)
長らくわたしをPerfume離れさせていた曲といっても過言ではないw
緊張しながら聴いたけど、初めて聴いた瞬間のPerfumeに求めてるのはコレジャナイ感はやや薄れていました。
タイアップ曲だった為に、散々あちこちで耳にしたからでしょうか。
ただやっぱりどうしてもきゃりーちゃんっぽさは払拭できないのは、まあ仕方がない。
アルバムの流れで聴くならば案外、悪くはないかな、と思います。
シングルではなくアルバム曲だったら全然アリだったのかな、と今となっては思います。
 
 
14.Hold Your Hand
Perfumeらしい温かく優しい曲です。
STAR TRAINのエンディング感が凄まじかったですが、前作のアルバムが壮大なシメだったので、こういうシメも悪くない。
雰囲気としてはPuppy loveのような終わり方というか。
誰かを思う優しい気持ちがこの曲には詰まっています。
わたしはどうしてもこういう曲をPerfumeに求めてしまいます。
何だか昔の曲を思い出すような雰囲気を感じると、安心する。
まだわたしの好きなPerfumeがそこにいるんだ、と。
最近のメロディー重視の曲を聴くと、どんどんPerfumeが遠ざかっていくような気がします。
Perfumeが遠ざっているのか、わたしが遠ざかっているのかはわからないけれど。
たぶん両方かもしれない。
 
 
 
 
以上。
PerfumeのNewアルバム「COSMIC EXPLORER」の感想でした!
良曲もあればイマイチな曲もありましたが、全体を通して聴く分には悪くない…と思います。
前作のアルバム、LEVEL3が気に入っているひとはハマると思います。
メロディーの中毒性はさすが中田さんですね。
ただ、やっぱりわたしが好きなPerfumeは、
わかりやすい歌詞とキャッチーなメロディーが合わさったPerfumeなんですよね。
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例えるなら「シークレット・シークレット」「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」のような曲がそれに当てはまると思います。
わたしがPerfumeにハマったきっかけの曲が、シークレット・シークレットだったので、思い出補正もあるかもしれません。
が、もはやこういう曲はいまのアルバムにはほぼない、と感じました。
アルバムの雰囲気も全体的にまるでライブのように完成された、クラブミュージック調。
確かにクオリティは高いのかもしれないし、音楽がわかる人には完成度の高いアルバムなのでしょう。
オシャレで玄人向きの曲をひっさげてどんどん前へ前へと進んでいくPerfumeは、ファンに勇気と感動を与えてくれます。
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と、同時にやはり寂しさも感じます。
LEVEL3あたりから感じていた不安が爆発した感じでしょうか。
Perfumeはこの路線を貫くのでしょう、おそらくこの先も。
個人的にいまのカッコイイアーティスト路線のPerfumeも良いけど、
わたしはアイドルとアーティストの狭間で揺れてる頃のPerfumeの方が好きだった。
…こうやってぐちぐちといまのPerfumeの進化を肯定できないなら、離れちゃえばいいだけなんですけどね…。
きっと未だにPerfumeから完全に離れられないのは、
本人たちの人柄に好感を持っているから。(OFFモードはどうなんかは知らんけど)
そして、ちらほら原点回帰的な曲があるからなんですよね。
毎回アルバムに1曲はそういう曲を収録してくれるから、もしかしたら…と期待してしまう。
今回の「STAR TRAIN」や「Hold Your Hand」もほんと良かったし、
前作のLEVEL3も全体的に好きだと言い難いが、「Clock work」のような中毒性のある曲は好印象だったし、ラストに収録されていた、「Dream Land」は鳥肌が立つほど感激した。
Perfumeは確かに進化してる。
きっとそれは良い方向へと向かっているのだと思います。
それでもたまには原点に戻ってほしい。
そんなアルバムを作ってほしいと願ってやまないのです。


 
…てな感じで、
にわかファンがダラダラと感想を書いてみました。
わたしと同じような不安を感じるひとはあまりいないのかなあ。
けっこうCDのレビューや感想を見ても、アルバム・シングル共に高評価だったり、みなさん肯定的ですよね。
すごく良いことですけどw
Perfumeの進化を純粋に喜んでいるんだろうなあ。
素晴らしいファンに囲まれているよ、彼女たちは。
やー、わたしだって「昔のPerfumeは〜」なんていうのは無粋なことだとわかってるんですけどね。
何かこう、手の届かないパーフェクトスターに憧れていたPerfumeが、ほんとにパーフェクトスターになっちゃったような寂しさ。
いま「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」を聴くと、胸が切なくなるんですよね。



手を伸ばしても もう 届かない。



。・゜・(ノД`)・゜・。ブワッ



おわり。