ラブライブ!サンシャイン!!2期 第1話 ネクストステップ まとめ・感想
ども!
ずしおうまるです。
ラブライブ!サンシャイン!!第2期スタートずら!
10月7日(土)職場で眠る気配のない利用者と一緒に見ました。
次回も見られたら感想を含め色々書いていこうと思います。
以下よりスタート!
輝きって一体、どこから来るんだろう?
あとちょっと…!
もうちょっと…!
必死に紙ひこうきを追いかけている千歌。
あと少しで紙飛行機に手が届く…というところで地面が割れ、千歌は真っ逆さまに落ちていきました。
…夢でした。
新学期早々、寝坊して遅刻してしまった千歌は急いで制服に着替えて、学校へと駆け足でむかうのでした。
一方、千歌が通う浦の星女学園では、2学期がはじまるということで全校朝礼が開かれていました。
理事長あいさつはもちろん、理事長兼生徒の鞠莉!
セカンドシーズンのスタートでーす!!
それにしても浦の星女学園は本当に生徒が少ないんですね。
全校朝礼なのに生徒がほとんどいない…各学年ひとクラスずつぐらいしかいないんじゃないでしょうか?
暴走する鞠莉を壇上の影から見守るダイヤさん。
ダイヤ:理事長あいさつだと言いましたわよね?!そこは浦の星の生徒らしい節度をもった行動と勉学に励m…
鞠莉:雪像をもつ??
ダイヤ:節度!!!
そんなコントのような全校朝礼を呆れ顔で見守る果南。
相変わらず理事長&生徒会長コンビはぐだくだですw
ラブライブ!サンシャイン!!1期で、
予備予選(11話 楽曲:想いよひとつになれ)を突破したAqoursは、
東海地区予選(13話 楽曲:MIRAI TICKET)に挑みました。
結果はどうだったのか、1期では明かされないまま物語は終わっていました。
が、結果はあと少し…というところで、全国大会の切符を逃してしまったようです。
おそらくですが、ラブライブの流れとして、
予備予選→地区予選→各地区予選を勝ち抜いた上位グループが全国大会出場(最終予選)→決勝大会
という流れだったのかなぁと思います。
つまり、Aqoursは地区予選で敗退してしまったことがわかります。
しかも良いところまで行ったわりに、参加賞は2色ボールペン。
ラブライブの運営はケチなのか苦しいのかw
惜しくも全国大会に出場することは叶わなかったようですが…でも、
0を1にできた!
1期終了時、浦の星女学園の入学希望者は1でした。
でもいまでは、10人まで入学希望者が増えました。
そもそも人口が少ない町で入学希望者が10人増えただけでも、ものすごいことなのだと思いますが、それでも10人か…。
それ以前に生徒数があまりにも少ないですよね、浦の星は。
都心にある音ノ木坂学院より、田舎の海辺の学校では、人を集めるのにしたって、もっともっとハードルが高いような気がします。
そして、
つぎのラブライブの大会が正式に発表!
全校朝礼に滑り込むように現れた千歌は息を切らしながら呟きます…。
千歌:つぎの…ラブライブ!出よう!ラブライブ!
そして…そして!
1を10にして、10を100にして、学校を救って…そしたら!
そうしたら、わたしたちだけの輝きが見つかると思う…きっと!
輝ける!!
*OP:「未来の僕らは知ってるよ」
1期OPの青空jumping heartと繋がる振り付けがあり、ぐっときますね。
1期OP出だしの「見たことない夢の軌道 追いかけて」のところで、ジャンプしてしゃがんで手を下から上に上げる振り付けが、まじで青ジャン。
砂浜を笑顔で駆け抜ける2年生組。
くっそかわいい天使。
「さあ、がんばるんだ!と〜」のところでウィンクしながら、がんばルビィのポーズをするダイヤお姉ちゃんかわいい。
太鼓のスティック?を持ってリズムに乗る千歌。
ラブライブシリーズOPで穂乃香がトランペットを吹いていたので、それのリスペクトなのか楽器つながりなのか。
みんなで膝カックン…からの転倒!
さりげなくみんなの練習着が夏服から冬服へチェンジ!
曜ちゃんのニット帽がかわいい。
曜ちゃんは帽子大好きっ子なんだ、たぶん。
ハートをつくる花丸!かわいいずら〜!
紙ひこうきを追いかけるみんな。
今回のテーマは「自分たちの輝きを追いかける
」ということなのだろうか。
そして、みんなで決めポーズ。
正直に言うと、1期OPの青空jumping heartよりはどうしても劣ってしまう印象。
やっぱりあの熱いテンション、まっすぐさが恋しいのは事実。
悪くはないが物足りないですね。
聞いていれば徐々に好きになるかもしれないですが、2期も青ジャンのままでよかったような気もします。
♯ネクストステップ
2学期もはじまり、Aqoursメンバーはきょうも屋上で練習中。
体の硬い善子は果南から柔軟の指導を受け、花丸は苦手な筋トレに励む。
つぎのラブライブ開催は春…まだもうちょっと先ですね。
まずは、その前に大事なイベントがあります。
それは学校説明会
学校説明会でAqoursのパフォーマンスを見せれば、さらに入学希望者が増える可能性がある。
Aqoursの目標はまず、
学校説明会で入学希望者を増やし、統合の話を阻止する、ということになりました。
目標が明確になり、微笑みあうメンバー。
そんなとき…鞠莉の静かに携帯がふるえました。
いったい誰から?
帰り道…秋になると終バスが早くなってしまうことが判明しました。
ていうか、内浦方面はバスが少なすぎて不便にもほどがあるだろこれ…。
曜ちゃんや善子は具合が悪くなって早退ってなったらどうするんでしょうか?
家の人が迎えにきてくれるのかなぁ…。
終バスが早くなるということは、放課後の練習時間が必然的に短くなってしまいます。
そのぶん朝練時間を早めようと提案する果南ですが、
たぶん果南以外はぜったい起きられないw
そんな中、梨子が、
梨子:それと善子ちゃん、もう少し早く帰ってくるように言われているでしょ。
と発言。その言葉を聞いた瞬間、動揺しまくる善子w
梨子:うちの母親がラブライブのとき善子ちゃんのお母さんといろいろ話したらしくて…。
未だにニコ生で生放送をしているっぽい堕天使ww
善子ママ:善子〜??ガチャアッ
母乱入ww
善子ママ:コラッ!開けなさい!!
善子:ヨハネ〜!!
完全に放送事故ww
梨子:なんか…部屋にも入れてくれないって。
善子:だ、だからヨハネは堕天使であって、母親はあくまで仮の同居人というか…。
梨子:善子ちゃんのお母さんは学校の先生なんだって。
善子ちゃん、保育園まで哺乳瓶を離さなかったからお母さn…
善子:ぬあーーーーーー!!
いつのまにか仲良くなった善子ママと梨子ママとの情報共有により、善子の恥ずかしいことは梨子に筒抜けのようですw
さて、練習時間の問題ですが、内浦方面→沼津方面の終バスの時間は短くなっても、
沼津方面→内浦方面の終バスは、仕事帰りのひとがいる関係上、もう少し遅いのでは?という話に。
つまり、いままでのように学校周辺の内浦方面で練習するのではなく、
沼津方面で練習してみてはどうか、という結論に至りました。
みんな「賛成!」と口々に叫ぶ中、
鞠莉だけ、少し元気がないような…。
鞠莉のわずかな変化に、果南は気づいたのでしょうか。
みんなと別れたあと…夕日に照らされた海を見つめる千歌。
そっと千歌の隣に立つ梨子。
千歌:わたしね、一瞬だけど…ほんとうに一瞬だけど、あの会場でみんなと歌って。
輝くって、どういうことかわかった気がしたんだ。
梨子:ほんとうに?
千歌:うん!もちろん!
そう叫んで助走をつけて走り出す千歌。
1話で海に飛び込もうとした梨子と姿がなんだか重なる。
あの日、梨子とはじめて会った日、千歌は梨子と一緒に海に落ちてしまった…けど。
でも、いまは。
千歌:まだ、ぼんやりだけど。でも!わたしたちは輝ける!
がんばれば、ぜったい!って。そう感じたんだ。
梨子:うん!大変そうだけどね。
千歌:だからいいんだよ!
地区予選で敗退してしまったけれど、でもそれ以上に千歌は、自分たちには光るものがあると感じ取ることができたのでしょう。
あの地区予選は確実に千歌たちを0から1へ引き上げた大きな1歩だったに違いない。
一方、淡島。
鞠莉:でも!パパは待つって約束してくれたじゃない!それを急に…
練習中、鞠莉の携帯にかかってきた電話は父親からだったのでしょう。
鞠莉の悲痛な声からただごとではないのが伺えます。
電話を切り、落ち込んだ様子でベランダに出る鞠莉。
その目に飛び込んできたのは、懐中電灯の明かり。
果南が鞠莉の家に遊びにきたときの合図。
果南:なにがあったの?
静かに問いかける果南に、鞠莉はいつものようにふざけた態度でごまかします。
しかし幼い頃からの親友である果南の目をごまかすことはできませんでした。
果南:なにかあったでしょ!?
珍しく語気を強める果南に一瞬、鞠莉も揺らいだものの、
鞠莉:実は最近Weightがちょっと上がってブルーに〜
と話を逸らそうとします。
それでも果南の目は誤魔化せません。
果南は鞠莉を軽々だきかかえてしまいます。
さすがAqoursの脳筋!
果南:嘘だね。変わりない。わかるよ、だいたい鞠莉はそんなことでブルーにならないからね。
…なに?鞠莉!!
果南に問い詰められた鞠莉はついに涙を浮かべてつぶやきました。
鞠莉:どうしたら…いいの?
果南:…鞠莉?
急に泣き出した鞠莉に戸惑う果南。
いったい鞠莉はなぜ泣いているのでしょうか。
次の日。
Aqours全員で、沼津方面で練習場所をどこにするかどうか会議をすることになりました。
実家がお寺である花丸の家にするか、善子の家にするか、などと話が飛び交う。
花丸の家は遠いから無理。
善子の家はスペースがあるはずもなく無理。
和やかに話が進む中、鞠莉と果南はそっと部室を後にします。
2人の様子に気づいたダイヤも。
理事長室では鞠莉が受話器を持ち、必死にどこかへ電話をしようとしている。
おそらく、父親に。
果南:もう、覆しようがないんだね。
鞠莉:…いえ、まだ!
それでも最後まで足掻こうとする鞠莉を、果南は止めました。
果南:ダイヤは、知ってるの?
鞠莉:………言えるわけない。<
その瞬間、理事長の扉が開く。
ダイヤ:だったら、ちゃんと隠しなさい。
この前から、コソコソコソコソ…。
ほんとうに、ぶっぶー…ですわ。
ここのダイヤさんの優しげな微笑みと、優しい声色のぶっぶーですわ、が最高。
やっぱり3年生の絆は強いと確信してしまうシーン。
たぶん、数日経過したのでしょうか。
曜のパパの知り合いが借りている使っていない練習場を貸してもらえることになりました。
娘のために、練習場を借りている知り合いを当たる曜パパを想像して、なんだかほっこりしました。
広々とした練習スペースに、はしゃぎまくる1年生組と2年生組。
でも、3年生組は明らかに暗い雰囲気。
なにかを言おうとして言えずにいる鞠莉を見かねた果南が、みんなに声をかけます。
それをきっかけに、ついに鞠莉が口を開きました。
鞠莉:じつは、学校説明会は、中止になるの…
説明会は中止、浦の星は正式に来年度の募集をやめる。
統合の計画はすでに2年前からあったけれど、鞠莉が頑張ってお父さんを説得していたからいままでそれを免れてきた。
もちろん、いまだって入学希望者は増えている。
事実0だった入学希望者が10にまで増えている。
けれど、それだけで一度決定したことは覆らない…。
鞠莉の言葉を聞いた瞬間、千歌は鞠莉の肩を掴みました。
千歌:わたしが話す!
そう言って飛び出そうとしたものの、鞠莉のパパはいまアメリカ。
それでも、お小遣いを前借りしまくって、アメリカに行って、もう少しだけ待ってほしいって頼む!
と、聞かない千歌。 現実的に考えて…それはとても厳しい。
それでも、できる!と言って頑なに千歌は譲らない。
果南:鞠莉はさ、この学校が大好きで、この場所が大好きで、留学より自分の将来より、この学校を優先させてきた。
ダイヤ:いままでどれだけ頑張って学校を存続させようとしてきたか、わたくしたちが知らないところで、理事長として頑張ってきたか…。
果南:その鞠莉が、今度はもう、どうしようもないって言うんだよ…?
千歌:でも…!!
それでも食い下がる千歌にずっと黙っていた鞠莉が口を開きました。
鞠莉:千歌っち…ごめんね。
この「ごめんね」にどれだけの思いが詰まっていることか。
いちばん悔しくて悲しくてツライのは鞠莉なのに、千歌たちの前では涙を見せないように、無理やりにでも笑う姿に、もうこっちが泣いてしまいそうです。
千歌:違う、そんなんじゃない。そんなんじゃ…。
もし、あのとき。
ラブライブの予選に勝って、本大会に出場できていたら、
未来は…変わっていたのかな?
未来は…違っていたのかな?
千歌が家に帰ると、部屋には千羽鶴が飾られていました。
千歌のクラスメイトたちが春に行われるラブライブに向けて、折ってくれたのでしょう。
クラスメイトのむっちゃんたちが届けてくれた、と志満ねえから聞いた瞬間、千歌の顔が悲しみで歪みます。
クラスメイトたちはまだ知らない。
説明会が中止になったことも。
統合が決定してしまったことも。
なにもかも。
次の日、全校朝礼で正式に発表されました。
学校説明会は中止
来年度には統廃合決定
ざわつくクラスメイトたち。
2学期がはじまったときは、学校全体が明るくてキラキラしていたのに…。
学校説明会のポスターは剥がされ、そして動揺するクラスメイトたちに千歌は、なにも説明することもできぬまま…。
千歌は家の側の海を眺めていました。
そして、落ち込む千歌を見かねた梨子が来てくれました。
梨子:わたしね、こうなったのはもちろん残念だと思うけど…。
ここまで頑張ってこれてよかったって思ってるの。
だって、東京とは違って、こんな小さな海辺の町のわたしたちがここまで、よくやってこれたなって。
千歌:本気で言ってる…?それ、本気で言ってるんだったら。
わたし、梨子ちゃんのこと…軽蔑する。
(正直、千歌、おめーなに言ってんだと言いたくなるところですが、これについてはラストの感想で述べます)
千歌のその言葉にふつうだったら、怒っても仕方がないところですが、梨子は決して動じませんでした。
梨子:がおーー!!
梨子:ぴー!どかーん!ふつう怪獣りこっぴーだぞー!
くらえ!梨子ちゃんビーム!
…こんなんだっけ?
やっと笑った。
梨子はあの日…千歌と出会った日。
千歌がそうしてくれたように、千歌を慰めました。
1期1話で海に飛び込もうとした梨子。
2期1話で海に飛び込もうとした千歌。
1期1話で、ふつう怪獣と言った千歌。
2期1話で、ふつう怪獣と言った梨子。
2人の対比が素晴らしくマッチしていたなと感じました。
梨子:わたしだって、Aqoursのメンバーよ。
みんなとこれから一緒に歌っていこう、って。
曲もいっぱい作ろう、って思ってた。
いいなんて思うわけない…これでいいなんて。
どうすればいいかわらないの。
どうすればいいか…。
千歌はあの日を思い出していました。
東海地区予選。
あのときみんなで歌ったとき、千歌は確かに小さな輝きを感じていました。
だからこそ、Aqoursのみんなで輝ける。
そう信じていた。
がんばれば、統廃合だって阻止できる、ラブライブにだって出場できる。
だから、全力で頑張ってこれた。
でも…それも、もう。
千歌は夢を見ていました。
目の前にはキラキラ光る輝きがあって。
千歌はその輝きを見つめていました。
その輝きに向かって、紙飛行機が飛んでいきました。
まっすぐに。
その瞬間、千歌の瞳に光が灯りました。
家を飛び出し一目散に駆け出した千歌。
めざすは浦の星女学院。
グラウンドについた瞬間、スクールバッグを投げ捨て、千歌は思い切り叫ぶ。
千歌:がおーーー!!
起こしてみせる!奇跡をぜったいに!
それまで…泣かない!!泣くもんか!!
グラウンドにはまるで導かれるように、Aqoursメンバーが千歌を待っていました。
なんでだか、なんで集まれたのか、理由はわからない…でも。
千歌:きっと、諦めたくないんだよ!
諦めたくないんだよ…鞠莉ちゃんが頑張ってたのはわかる。
でも、わたしも…みんなもまだなにもしてない。
無駄かもしれない。
けど、最後までがんばりたい!足掻きたい!
ほんの少し見えた輝きを探したい!見つけたい!
みんなは…どう?
ダイヤ:そうね…やるからには…
奇跡を!
奇跡を!
奇跡を!
奇跡を!
奇跡を!
奇跡を!
奇跡を!
奇跡を!
内浦の海に朝日が差し込む。
まるでAqoursの決意を祝福するように。
そして唐突に逆上がりをし始める千歌。
が!パンツ見えない!
ぜったいみかん色に違いないパンツが見えない!
ようりこ!そこ代わりなさい!
起こそう!奇跡を!
足掻こう!精一杯!
全身全霊!最後の最後まで!
みんなで!輝こう!
*ED「勇気はどこに?君の胸に!」
ラブライブのエンディングではもはやお約束。
ピアノイントロからスタートする。
2年生組は、千歌、梨子、曜、とそれぞれソロで1枚絵がある。
1年生、3年生は学年ごとにセットで。
でも、1年生と3年生組は3人でセットみたいなものだから…2年生?知らない子ですね。
やはりEDも、ユメ語るよりユメ歌おうが最強すぎた。
あれにはさすがに勝てない気がする。
毎回聴いていたら好きになるかもしれないけれど、わたしの中であの曲は本当に好きな曲なので、越えることはない、たぶん。
ユメ語るよりユメ歌おうに出てきたシーン。
このシーン大好きだから、また見られて嬉しい。
第1話 完!!
*感想
正直、すげぇ詰め込んできたな、という印象。
1期13話で地区予選に挑んでいたものの、結果は全国までもうちょいというところで敗退していたとは…。
浦の星の現状は正直、音ノ木坂よりももっと過酷。
いまのところ来年度から統廃合決定というところを考えると、
正直今さらAqoursが足掻けることってなにかって言ったら、
ラブライブの大会で優勝して知名度を上げて、
ぐうの音もでないほどひとを集めまくることじゃないか?
と思ってしまう。
正直それくらいしないと学校存続は無理な気がしてならない。
それくらい浦の星の状況は良くない。
でも、展開的には絶望からどう這い上がるか…という今までにないほど熱い展開。
ぶっちゃけ、めちゃくちゃ楽しみです。
そして…特に気になったのが、統廃合が決定してしまい落ち込む千歌を梨子が慰めるシーン。
千歌が梨子に「軽蔑する」と言ったシーン。
ぶっちゃけこんなことを言わせないでほしい、と思う。
けっこうこの言葉は賛否両論で、1期8話で素直に「悔しい」と言えなかった千歌が、
悔しさを梨子にちゃんとぶつけられた成長のシーンと捉えているひとも多いみたいです。
でもわたしは、悔しいからつらいからって親友に「軽蔑」なんて言葉を使うのは、あんまりだと思います。
梨子ならきっと受け止めてくれるって、信頼の証で吐いた言葉なのかもしれないけれど、もしそうだとしたら、わたしは千歌を軽蔑します。
だって梨子も千歌やみんなと一緒に努力してきたわけだから、こんな結果になって悔しくて悲しくて、でもどうにもできなくて歯がゆくて…。
だけど千歌が落ち込んでいるから、励ましたくて言葉をかけたのに。
梨子だってつらい…それくらい千歌にだってわかっているでしょう、親友なんだから。
その気持ちを汲むこともせずに、軽蔑なんて言葉を使うなんて。
1期8話で悔しくてもそれを言葉にできなかった千歌は、みんなのことを思って言えなかった。
2期1話の千歌は悔しさを言葉にできたけど、慰めてくれた友だちに配慮のない言葉を言ってしまった。
それは果たして成長なのだろうか?
わたしは千歌が悔しい感情を出せたのは、成長だと思う。
ただその代わり、1期8話で出来ていた仲間への配慮を失い、その点に関してはむしろ退化したように感じる。
もしかしたら、綺麗事をいう梨子(もちろん慰めるために)の本音が聞きたかったから「軽蔑する」と言ったのかもしれない。
だとしたらもう少し別の言葉があったように感じる。
千歌の悔しさ、歯がゆさを表現するならば、「軽蔑する」よりも、
梨子ちゃんは、悔しくないの?
これを言ったほうが、まだマシだった気がするんですよ。
あと、1期から何度も何度も言い続けているが、
2年生は曜をハブかなきゃならない決まりでもあるの?
1話ですでに千歌と梨子の2人だけのシーンがたくさんありすぎです。
なぜそこに曜を入れないのか?
友情ヨーソローからなんの進展も進歩もない2年生組には、かなりショックを受けました。
今回特に3年生組の絆が光っていた為、余計に2年生組がひどくうつる。
3年生組は、最初鞠莉が統廃合の話をだれにも打ちあけられず悩んでいたが、
果南がいち早く鞠莉の異変に気づき、鞠莉を気遣います。
…例えば2年生組だったらどうでしょう?
たぶん、ここで終わってしまいます。
千歌がなにかに悩む→梨子がそれに気づき気遣う→2人だけで完結
そして、曜は千歌が悩んでいたことも梨子に相談していたことも知らず、スルーされて話が進む。
だが、3年生組は違う。
統廃合が確定してしまい、焦る鞠莉に果南が言います。
ダイヤは、知ってるの?
ここがまず、2年生組と違うポイント。
千歌と梨子は曜のことなど気にもかけないで、ふたりで話を進めようとするが、3年生組は3人で共有しようとする。
それを3人のうちのだれかがしようとする。
だから素晴らしい友情が成り立つのだ。
そしてダイヤ本人も鞠莉の異変に気付いていて、自ら鞠莉を心配してやってくる。
これも2年生組に足りない部分。
曜は異変に気付いたとしても、臆病で繊細すぎるため千歌に声をかけられず抱え込んでしまう。
千歌、梨子は曜の異変にすら気づかないから論外。
ただし、千歌と梨子はお互いの異変に敏感という謎。
今回、本当に3年生組の強い絆があらわれた回だったとわたしは思う。
3年生組はお互いの配慮ができるのに2年生組はなぜそれができない?
正直、2期になっても未だに、
・千歌と梨子をセットにしすぎ
・千歌と梨子は曜を放置しすぎ
・曜は千歌と梨子に歩み寄らなすぎ
と、どうしても感じてしまう。
せっかくOPやEDでもトリオで描いてるんだから、本編もちゃんとトリオにしてくださいよ。
いつまでも友情ヨーソローを引きずりつづける2期なんて、正直、曜推しとしてはつらいよ。
逆に今回よかったのは、前述した3年生組の絆と、Aqoursの癒し担当の善子の存在。
善子ママも登場で、相変わらず善子はおもしろくて好きだ。
今後も善子、もとい1年生組に期待!
以上!長くなりましたが!
第1話ネクストステップ感想でした。
正直辛口になりましたが、2年生組は本当に1期からの成長が見えなくてつらい。
もうちょい1年生組と3年生組のバランスの良さを2年生にわけてあげてほしいです。
まあ、でもこの先に期待、ですかね。
第2話見られたらまた感想をかければと思います。
次回!#雨の音 お楽しみに!