もってけ!ずしおうまる

モンハンが大好きな、へっぽこ大剣ハンターZushiの狩猟記録。他ゲー、アニメ、音楽、仕事の愚痴。持続性のない記事が多めです。

ダンガンロンパV3:第5章 愛も青春もない旅立ち(非)日常編2

おはっくま!
ども!
ずしおうまるです。

ダンガンロンパV3 第5章。
前回、ついにモノクマと戦う覚悟を決めた仲間たち。
エグイサルもないいま、戦うならこのタイミングしかない!
いよいよ、モノクマと全面戦争。
最原くんたちは、コロシアイゲームを止めることができるのか?










夜時間。
ついにモノクマと戦う決意を固めた仲間たちは、体育館に集まっていました。

たくさんの武器を集め、手に取ろうとした瞬間。
長らく姿を消していた…

王馬くんが現れました。
彼の手には爆弾が握られています。
王馬くんはみんなに向かって口を開きました。

誰か俺と生き残りたいひとはいない?

学園生活のルールには、
残り2人になれば学園生活は終わる、とありましたが、
何人まで殺していいかは書かれていませんでした。
つまり…王馬くんは自らともう1人を残して、それ以外の仲間を殺そうと考えたのです。
確かにその方法ならコロシアイは終わる…。
けれど、王馬くんの話には誰1人として乗りませんでした。
そうまでして生き残りたいなんていう仲間は、もう、いなかった。
そんなことをするくらいな死んだほうがマシだと、みんな口々に言いました。


王馬くんはみんなの覚悟を知ると、楽しげに微笑みました。
そして、
みんなの覚悟を見たかったのだ、と言いました。
本当にコロシアイを終わらせる覚悟を。
だから協力したい、と。
えぇ…なんか嘘くさいけど…。

王馬くんが登場し、みんなが困惑する中、
彼は対モノクマ用最終兵器 エレクトハンマーと言う武器を持ってきました。
これは生前、王馬くんの依頼で入間さんが作ったハンマーで、
このハンマーで叩いた電子機器を停止させることができるすごい発明品です。
もちろんモノクマもロボットです。
これで叩けばイチコロでしょう。
王馬くんは、以前からこのハンマーでモノクマと戦う機会を狙っていました。
当然、このハンマーを作った入間さんにも、一緒にモノクマと戦おうと誘いました。

でも…入間さんは王馬くんの誘いには乗りませんでした。

みんなで力を合わせたところで、裏切られるだけ。

彼女はそう言って戦うことを拒みました。
入間さんはコロシアイの恐怖に負けてしまったのです。
だからコロシアイに手を染めようとしてしまったのでしょう。
でも、ここにいるみんなは入間さんとは違います。
裏切られる恐怖になんて負けない覚悟でここにいる…。
王馬くんはみんなの覚悟を確かめるために、わざと爆弾を使って脅したのです。

ちなみにこの爆弾も入間さん作。
エレクトボム
現在3つしかないが、
電波を妨害する粒子を周囲にばらまき、あらゆる通信を妨害してくれる。
遠隔操作もレーダーもセンサーも使用不可。
範囲は直径50mほどで有効時間は2時間。
破片も残らないため隠密活動に最適。
…入間さん、めっちゃ有能じゃね?
もっと早く色んな兵器を作ってもらえていたら…実におしい人を亡くしました。

ちなみにエレクトハンマーの弱点は電力消費が激しいこと。
1度電力が空になると、二十四時間充電する必要があるようです。
王馬くんはエレクトハンマーを置いていきました。
使う・使わないはみんなの自由。
干渉はしない、
と。
いや、こんな便利アイテム使うっきゃないでしょう。
ナイフや銃や刀よりよっぽど使えそう。






王馬くんが去ろうとした瞬間、最原くんは王馬くんを呼び止めました。
中庭にあった、あの謎のメッセージ。

このせかいはおうまこきちのもの
あのメッセージを書いたのは、王馬くんなのか…?

王馬くんは、知らない…と答えました。
そんなもの書いたところで特にもならないし、首謀者だと疑われるだけ。
まあ、確かにそうかもしれませんが、相変わらず飄々としていて、嘘なのか本当なのかまるでつかめません。

そしてついに、王馬くんの態度にキレた春川さんが、王馬くんの首を絞めました。

ねえ、本当のことを言いなよ。
あんたは何を企んでいるの?

王馬くんは首を絞められながらも、
みんなを仲間だと思っている。
だからコロシアイを止めたい。

そう言いました。
それも嘘なのか本当なのか誰にもわかりません。
わかるのは王馬くん本人だけ。

王馬くんはエレクトハンマーを残して、その場を去って行きました。

残されたエレクトハンマーを前に、みんな頭を悩ませていました。
王馬くんが持って来たものは怪しいので、使うのは危険だという意見と、
使ってみてもいいのではという意見。
すると突然、百田くんが使ってみてはどうか、と言い出しました。
あれほど王馬くんが大嫌いだったのに…。
絶対使うの反対派だと思いきや、アッサリ使うんかいw

結局、王馬くんは嫌いだけど、便利アイテムは使う、という方向で話はまとまったようです。
このハンマーがあれば、以前脱出しようとして失敗した地下道もクリアできる可能性があるみたいです。
外の世界を目指して、いざ!地下道へ。

思えばあの地下道をクリアできなかったのが、全ての絶望の始まりでしたね。
みんなで何度もなんどもチャレンジしてもダメでした。
赤松さんが、あの時みんなを必死に励ましていました。
外に出たら、みんなで友だちになろうよ!
…と。いまこそ、その約束を果たすべき時。
みんなでもう一度、立ち向う時。

前回はなすすべもなかったですが今回はハンマーの力が絶大です。
Aボタンを連打しながら障害物を吹っ飛ばしましょう。
道中、青いモノクマランプがあるので、それをぶん殴って赤いランプを点灯させれば、簡単に道ができるので、以前より遥かに簡単です。

そして、長い長い道を抜けた先には…大きな扉がありました。

この先に外の世界が?
扉にはエグイサルの格納庫と同様に、電子ロックがかかっているようですが、エレクトハンマーで叩けばロックも解除できるようです。
エレクトハンマー万能説…!

そして、ついに…

待ち望んでいた外の世界!



















だけど…
そこにあったのは、絶望でした。

















真っ赤に染まる空。

廃墟と化した街並み。
およそみんなが望んでいた外の世界とは、まるで違う光景がそこにはありました。
こんな世界をゴン太くんは、王馬くんは見たのでしょう。
この絶望に染まった世界を…。

外の世界は大気汚染も深刻なのでしょうか?
扉を開けた瞬間、呼吸すらままならなくなりました。

そう、これが外の世界の真実。
そして朦朧とする意識の中、現れたのは…。
王馬くんでした。
王馬くんは、ついに全ての真実を語り始めました。

地球に降り注ぐ、無数の隕石群
もはやその衝突を避けることはできず、地球の滅亡は避けられないと知った各国政府は、
せめて人類の滅亡だけは防ごうと…
ある計画の実施を決定しました。

それが、ゴフェル計画
選ばれた優秀な人間を宇宙船に乗せ、滅びゆく地球から脱出させ、
新たに人類が生存可能な星を見つけて、そこで人類の種の保存を行う計画。
つまりゴフェル計画とは、人類を救うための計画ではなく、あくまで人類の種の保存を目的とした計画だったのです。
そして、そんなゴフェル計画に選ばれたのは、若くて才能溢れる16人の優秀な高校生。

超高校級と呼ばれる16人が新世界のアダムイブとして選ばれた…
でも16人は揃ってそれを辞退しようとしました。
なぜなら、家族や友人や知っている人が全て死ぬのに、自分だけが生きなければならないから。
むしろ、そっちの方が地獄です。
そこで16人は計画から逃げることにしました。
ただ、ちょうどその頃でした。
ある過激なカルト集団が台頭してきたのは…。

終末思想を掲げる彼らは、隕石の墜落は人類が受け入れるべき罰だと考えていました。
そして、ゴフェル計画を知った彼らは、その計画を阻止しようと企みました。

そこから始まったのが、超高校級狩り。
超高校級狩りは、世間をも巻き込み、逃げた16人は次第に追い詰められて行きました。
そこでゴフェル計画を実施する組織は、その状況に対抗するため…

16人は全員死亡した、と、嘘の情報を流したのです。
それが、みんなが思い出したお葬式の光景でした…。
そうやって、超高校級狩りを沈静化させつつ、優れた16人を保護する。
ついにゴフェル計画は実行に移されたのです。

そして、16人を乗せたゴフェル号の打ち上げは成功し、地球に隕石が降り注ぐ中…
16人の超高校級は人類最後の生き残りとして、宇宙へと旅立っていきました。
…そう。
ゴフェル号こそが、才囚学園の正体だったのです。

この才囚学園は巨大な宇宙船コロニーでした。
でもここで疑問になるのが、
なぜゴフェル計画の宇宙船だったこの才囚学園でコロシアイが起きたのか…。
実はゴフェル計画を実施した組織は大きな見落としをしていました。
人類の生き残りとして選んだ16人の中に、とんでもない人物が紛れ込んでいた事を…。
その人物とは、
ゴフェル計画を潰そうとしたカルト集団のリーダー
そして人類最後の16人の中に紛れ込んだその人物は、高性能なロボットを宇宙船に仕込んでいました。

そう、モノクマです。
本来、計画に選ばれた乗客員16人はコールドスリープ状態にされて、
宇宙船がふさわしい星を見つけたところで、そのコールドスリープは解除されるよていでした。
しかし、モノクマはゴフェル号を勝手に操作して、船を滅びた後の地球に戻してしまったのです。
そこで、別の惑星で目覚めるはずだった16人を、コールドスリープから目覚めさせてしまい、今に至る…というわけです。

そして、地球に戻した…ということは、さっき見たあの光景。
あれが、今の地球だったのです。
16人がコールドスリープしている間に、数百年が経過した後の地球
隕石群によってすっかり滅んで、酸素もなくなり、生物もいなくなった地球。
みんなが知る街も、みんなを知る人も、どこにも存在していない地球。
これこそが、外の世界の真実だったのです。





もう、人類は今ここにいる7人しか残っていない。
あまりにも衝撃的な真実。
さらに王馬くんはある告白をします。

先ほど言っていたカルト集団のリーダーは、王馬 小吉だったのです。
この宇宙船にモノクマを忍ばせ、コロシアイをさせた首謀者。
それが超高校級の総統 王馬 小吉の正体でした。
王馬くんはゴフェル計画を潰すだけでなく、計画を一番最悪な形で台無しにしたかった…。
そのために、計画に参加した人類最後の16人でコロシアイをさせたのです。
とても信じられない話ですが…

モノクマーズしか扱えないはずのエグイサルを、リモコンで自由に操作している姿を見ると、事実としか思えません。

このせかいはおうまこきちのもの
このメッセージも、このゲームを盛り上げるためのヒントだったようです。
でも結局、みんな疑うことを避け、首謀者を探すことをしなかった。

むしろ一番最初に首謀者を狙った赤松さんの行動は正解だったのかもしれません。
結果的には失敗でしたが…。
あの後、赤松さんのように首謀者を探すひとは誰もいませんでした。





全ての真相を知り、百田くんは我慢の限界だったのでしょう。
王馬くんに飛びかかりますが…

容赦なくエグイサルに袋叩きにされてしまいました。

ボロボロになった百田くんを助けようと、春川さんもエグイサルに挑もうとしますが、最原くんが必死に止めました。
いくら超高校級の暗殺者でも、高性能のロボットに生身で挑むのは不可能です。
離せ…殺されたいの?
そう春川さんに冷たく囁かれても、最原くんは手を離しませんでした。
殺されてもいいから、絶対に離さない、と。

ようやく冷静になった春川さんとみんなをあざ笑うかのように、王馬くんは言いました。
もうコロシアイのゲームには飽きちゃったから好きにしていいよ、と。
このまま自殺するもよし。
念願の外に出て死ぬもよし。
この学園にいたいならいつまでもいてもよし。

ただし、百田くんはエグイサルの格納庫に閉じ込められることになりました。
そして王馬くんは百田くんを連れ、去って行きました。
絶望だけを残して…。







ここにあったのは、最初から絶望だけでした。

外に出ようとすること自体が無意味なのに、
そんな無意味なことのためにコロシアイをしていた…。

赤松さん

天海くん

東条さん

星くん

真宮寺くん

アンジーさん

茶柱さん

入間さん

ゴン太くん

みんな何のためにコロシアイをしたのか。
なんのために殺されてしまったのか。
すべて何もかもが無意味でした。
生きることも死ぬこともなにもかも。
こんな思いをするくらいなら、
もっと早く、みんな死んでおくべきだったんだ…。








以上、今回はここまで。
うわあああああああああ!
今回はあまりにも悲惨な展開すぎてびっくりしました。
ただ、コロシアイもまだ起きていない、こんな早い段階で黒幕と真相がわかっちゃうなんて展開は、なにげに初?
王馬くんが黒幕だとあまりにも意外性がないから、ちょっと疑ってしまいますが。
結局、最原くんと百田くんのしこりが取れぬまま、百田くんが拉致られてしまいました。
たぶんここからは、百田くんを救出する展開になるのでしょうが、
さっさと仲直りして、一緒に王馬くんをギャフンと言わせてやろーぜ!
春川さんも完全に典型的な恋愛女子脳キャラになっちゃたから、早く3人の友情をとりもどそーぜ!
それにしても、この先、どうやって絶望から抜け出すのでしょうか。
どん底すぎて、浮上できるのか不安。



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