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もってけ!ずしおうまる

モンハンが大好きな、へっぽこ大剣ハンターZushiの狩猟記録。他ゲー、アニメ、音楽、仕事の愚痴。持続性のない記事が多めです。呟き少なめのツイッター→@zushi1216

これから椎名林檎さんの曲を聴く方にオススメのアルバム


ども!
ずしおうまるです。
最近、職場の友人に椎名林檎さんが気になるので、アルバムを貸してほしいと言われる機会がありました。
椎名林檎ファンをはじめて、数年…こんなことは1度もなく、えらく興奮してしまいました。
リオオリンピックの閉会式に携わってからというもの、椎名林檎さんにちょっと興味を持ちはじめたという方が増えたのかなあ、なんて思いました。
そんな経緯もあり、最近、椎名林檎さんに興味をもちはじめた方にオススメしたいアルバムや曲の紹介を、このブログでしてみようかなぁと思い立ちました。




それにしても、椎名林檎さんのアルバムを貸してほしいと言われたのときは嬉しくありつつ、内心動揺してしまいました。
と、いうのも、昔の椎名林檎さんの曲は、なにか深い闇のようなものが渦巻いていて、
椎名林檎さんのアルバムを貸す=自らの闇を晒す ことに等しいことだと思うからです。
我々の世代の椎名林檎のイメージはこんなんです↓

もっというと、こんなんです↓

ナース服を着て、エロい歌をうたいながらガラスを叩き割るねーちゃんというイメージと、
眉毛剃って、刀を抜いて、車を半分に切ってる頭のおかしいねーちゃんというイメージです。
正直、曲よりも奇抜なPVや意味深な歌詞が一人歩きしてしまい、椎名林檎の世間のイメージは決して良いものではなかったと思います。
と同時に、椎名林檎が好きなひとも頭のネジがどっかにふっ飛んでんじゃねぇか、みたいな偏見みたいなものもあったと思います。
でも、わたし自身変人だから、否定できねぇ。

いまでこそ、2020年に控える東京オリンピックに携わるひと握りの人間として知られ、世間一般では彼女を再評価する風潮にありますが、昔は生理用ナプキンをライブ会場でぶん投げていた過激派でしたから。
さて、楽しくなって前置きが長くなりましたが、
今回は、椎名林檎さんの名前を聴いて、興味をもったり、どのアルバムから聴いたらいいのか悩んでいるひとにオススメのアルバムや曲を紹介していきます。
あくまで、わたし個人の主観でしかないのですが、椎名林檎を聴いてみたいって方の参考に少しでもなるならば幸いです。
以下より、オススメアルバム!




はじめて椎名林檎さんの曲を聴く方にオススメ↓
☆2ndアルバム 「勝訴ストリップ」

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はじめて椎名林檎さんの曲を聴くならこのアルバムからが良いかもしれません。
入門編といったところでしょうか。
全体的に独特の雰囲気が漂うので、びっくりするかもしれませんが。
代表曲である「本能」をはじめ、シングル曲の「ギブス」「罪と罰」が収録されています。
なんとなく聴いたことがある曲や、ヒットした曲が入っているので、はじめて聴くならオススメ。
アルバム全体の雰囲気は決して明るくないし、むしろ聞いているとエネルギーを消耗するのですが、妙な中毒性のあるアルバムです。


《個人的にオススメ曲》
・虚言症
はじめてこのアルバムを聴いたときから今に至るまで、
椎名林檎さんの曲の中でいちばん好きな曲です。
「徒らに疑ってみたりしないで 大丈夫」
「今 君がひとりで生きてるなんていえるの?」

という歌詞に、いつも救われました。
そもそも、こういうあからさまな、励ましの曲を書くこと自体少ないので、けっけう貴重な曲だと思います。
椎名林檎さんにしては珍しく、非常にストレートでわかりやすい歌詞が印象的な曲だと思います。


・闇に降る雨
出だしのバイオリンが不穏な空気を醸し出して、この後どうなるの?と思わせます。
椎名林檎さんは、出だしで、え?!と思わせて、そのまま強引にサビまで引っ張って1曲聴かせるのが非常にうまい。
このアルバムでは特にそれが顕著だと感じます。
また、この頃の歌詞は具体的な地名や人物名などがよく出てきます。
とくに電車系が多い印象。
昔はよく電車であちこち行っていたのかもしれませんね。
この曲にも、
「東西線は私を乗せても 新宿に降ろしてくれなくて」
という歌詞が出てきます。
この具体的な場所を歌詞に入れることによって、曲自体が妙にリアルになりますよね。
こういうキーワードのようなものを昔はよく多様してました。


・月に負け犬
サビの「明日くたばるかもしれない だからいますぐ振り絞る」という歌詞が、衝撃的でした。
「くたばる」なんて言葉使っちゃう?っていう。
バンドサウンドがめちゃくちゃかっこいい曲です。
そして、椎名林檎さんは昔からですが過去を嫌う…というか、あまり過去にとらわれたくないという印象を受けます。
歌詞を見ていても、いま現在のことや未来のことを歌うことはあっても、過去のことを歌うことはあまりない気がします。
この曲も「明日」なので、未来のことです。
椎名林檎さんの曲は一見、暗く重苦しい曲が多いんですが、その裏で今のことや先のことなど未来に関する歌詞も書いているので、
曲を聴いていて、1回どん底まで落ちたあと頑張らなきゃと浮上できる曲が多いです。




2ndアルバムを気に入った方にオススメ↓
☆1stアルバム 「無罪モラトリアム」

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椎名林檎さんの起源にして頂点。
とにかく若さを感じさせるアルバム。
2ndよりは正統派なアルバムなので、2ndより1stを推すひとも多いです。
個人的には甲乙つけがたいです、どちらも好きなので。
こちらにも大ヒット曲「ここでキスして」や、
シングル曲の「幸福論」や「歌舞伎町の女王」なども収録されています。
幸福論については、悦楽編というシングルとはアレンジが違うバージョンが入っていますが、どちらかといえばシングルバージョンのほうがオススメなので、気に入った方はシングルバージョンを聴いてみてください。


《個人的にオススメ曲》
・正しい街
椎名林檎さんが青春を過ごした街、福岡が舞台となっている曲です。
リアリティのある歌詞が素晴らしく、また福岡のご当地ソングということもあり、ファンのあいだでも非常に人気があります。
ファンの中では、福岡=正しい街 なのです。
ライブでも福岡に行くと、今でもよく披露しています。
それほど、椎名林檎さんとファンにとっては特別な1曲です。
歌詞に百道浜や室見川といった場所が出てくるので、聖地巡礼する方もいるみたいですね。
わたしもいつか行ってみたいです。


・丸の内サディスティック
鍵盤ハーモニカの音がめちゃくちゃ心地よく、都会の夜を感じさせるオシャレなメロディーは1回聴けば病みつきになります。
この楽曲は、非常に人気が高く林檎さん自身も気に入っているのか、ライブでもよく歌っています。
歌詞は言葉遊びというか、語感のよさ重視といったかんじ。
けっこう気になるキーワードがポロポロ出てくるので、曲を聴いて気に入ったら色々と調べてみると楽しいかもしれません。


・茜さす、帰路照らされど…
個人的に1stアルバムで一番好きな曲です。
昔のアルバムでは妙にリアリティな歌詞をよく書いていました。
この曲も聴いているだけで情景が思い浮かびます。
言葉の使い方もうまい。
「アイルランドの少女が歌う」だとか「ファズの効いたベースが走る」だとか、サビで使いそうもないキーワードを平然とつかう。
思わず口ずさみたくなるような歌詞と優しいメロディーも素晴らしい。
「涙を誘い出しているの?」という言葉の使い方もすげぇなと思います。
涙が溢れるだとか、涙がこみ上げてくるとか、泣き叫びそうとか、いろいろありますが、「誘い出す」っていう言葉って、なかなか出てこないですよね。
個人的には全体を通して、完璧だなぁと思う曲です。




1stも2ndも最高だったよ!という方にオススメ↓
☆5th アルバム 「日出処」

日出処

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一気に5thアルバムまで飛んでしまいましたが、3rdや4thは少々クセが強いので、先にこちらをオススメします。
1stや2ndにわりと近いと言われている完成度。
2014年に発売されたので、現在では最も新しいアルバムです。
朝ドラの主題歌「カーネーション」やサッカーの主題歌でおなじみの「NIPPON」
ドラマ主題歌だった「自由へ道連れ」「ありまあまる富」
リオオリンピックの閉会式の映像でBGMのみ使われていた「ちちんぷいぷい」など、
わりと最近の椎名林檎さんの曲がふんだんに入っています。
最近椎名林檎さんに興味を持ちはじめたひとには、特におすすめしたい1枚です。


《個人的にオススメの曲》
・静かなる逆襲
初期2枚のアルバムを彷彿とさせる尖ったメロディーなんですが、実は本当に10代の頃に作った楽曲のようですね。
そう聞くと納得です。
東京事変を経た近年の楽曲の歌詞には、あまり場所やひとの名前を出したりしなかったんですが、TSUTAYAだとかスターバックスだとかバリバリ登場しています。
そこらへんもすごく初期アルバムを思い出して好きです。
何年経っても、東京の歌をうたわせたら彼女の右に出るものはいないよなぁ、と感じさせる曲です。


・自由へ道連れ
このアルバムでいちばん好きな曲です。
椎名林檎というより東京事変により近い曲だなぁと思うのですが、個人的には、東京事変を経た今だから歌える曲だなと感じます。
彼女の曲にしては珍しく爽やかで思わず走り出したくなるような疾走感。
彼女の曲によく出てくる「今」というキーワード。
そして、その「今」を命が続く限り全力疾走していくイメージ。
なにか東京事変の「閃光少女」を彷彿とさせる曲なんですが、とにかく、今、この瞬間を、必死に生きる、という椎名林檎さんらしい曲だなぁと思うのです。


・走れゎナンバー
これはとにかく、歌詞がわけわからんほど良いです。
なんかもうとにかく、かっけぇのです。
バカだからこんな言葉しか浮かびません。
レンタカーという密室の中の物語ですが、とにかくもう何もかも嫌になって逃亡中。
「この密室を拵える要素は 大概が借り物で 自分もそう」
ゎナンバーはレンタカーなので、借り物なのは当然として、気になるのは「自分もそう」という部分。
自分も借り物ということは、他人のものであるということ。
その意味は、恋人から逃れたいけれど帰る場所がないのか、許されざる恋から逃れたいということなのか…真意は図りかねますが、とにかく想像力を掻き立てられる歌詞は必見です。




椎名林檎さんの音楽をもっと知りたい!という方におすすめ↓
☆4th 「三文ゴシップ」

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個人的には5枚出ているアルバムの中では、実はいちばんピンとこなかったアルバムなんですw
他のアーティストの方と歌ったりと、少し他のアルバムと毛色が違った作品になっています。
4thアルバムはある意味でも挑戦の1枚だったのかなぁと。
どんどん新しい音楽を追求する意欲的なアルバムなのは間違いないです。
流石と言わざるを得ない良曲もバッチリあるので、上記3枚を気に入ったなら、聴く価値はあります。


《個人的にオススメ曲》
・流行
マボロシというグループのMummy-Dさんがラップで参加しています。
椎名林檎さんとラップというとまったくピンときませんでしたが、聴いてみると絶妙にカッコ良いです。
サビが最強に熱い。
女の流行り廃りを歌っているのかなぁと思いつつも、音楽の流行り廃りを歌っているのかなぁと感じました。
昔の椎名林檎の曲じゃ流行らないという意味なのかは不明ですが、そう考えると新しい椎名林檎、生まれ変わった椎名林檎の曲といえるのかも。


・余興
このアルバムはこの曲のためだけでも、一度は聴く価値があると思います。
椎名林檎さんの曲は聴いていて「楽しい!」
と思えるものって少ないんですよ。
どちらかというと考えさせられたり、圧倒されることの方が多い。
そんな中、この曲は数少ない「楽しい」曲なんですよね。
自分を叱咤しながらも、肯定してくれる人との出会いや人との関わりって大切なんだよ!ということを歌っているのかなあ、と。
一度だけこの曲をライブで聴いたことがあるんですが、ライブにもピッタリの名曲。
「帰れない、今日は帰れない 独りぼっち “同士”」
「きっと また逢えると笑ってよ それを糧に生きるさ」
「君が生モノだから」

この曲を聴いて、ライブで涙腺崩壊しました。




椎名林檎さんの曲をめっちゃ深く知りたい方にオススメ↓
☆3rdアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」

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1stと2ndを聴いて好きになったファンに良くも悪くも衝撃を与えた1枚。
このアルバムが発売された当時、あまりの豹変ぶりに、ついていけなくなったファンが続出したみたいですね。
アルバムの印象がガラリと変わり、歌詞もより重く深く難解で(正直、意味がわからないw)わかりにくいものになりました。
1stと2nd頃からドロドロしたような闇みたいな部分はけっこうありましたが、3rdは次元が違います…とにかく「不気味」なのです。
音楽を聴いて、ゾクゾクと背筋が凍るような恐怖を感じることって、あまりないですよね。
その恐怖の裏に、びっくりするほど綺麗だと感じる部分もあり、そこがまた表裏一体というか美しいアルバムだなとは思うんですが。
ぶっちゃけ歌詞の意味は理解できないけれど、メロディーが綺麗なものが多いので、間違いなく名盤だと思います。
が、深く知りたい、聴きたいってひと以外にはあまりオススメできないかなぁ。


《個人的にオススメの曲》
・宗教
歌詞については、ぶっちゃけ意味がわからないです。
いろいろな解釈をしているサイトやブログもあるんですが、面白いとは思うけれどしっくりはこない。
どこかのサイトで、最早意味なんてないのでは…という考察を見ましたが、確かにそうなのかも。
まあ、意味がわからないけど、何度も歌詞カードを見つめてしまうんですけど。
この曲は純粋にメロディーが美しい。
AメロBメロの暗さからサビで一気に広がっていく感じ、とても好きです。


・意識
このアルバムで一番好きな曲です。
なにがどう好きなのか、と言われてもハッキリと理由はわからないんですけど…。
歌詞の意味は相変わらずわからないし。
強いて言うならリズムが好きなのかなと思います。
メロディーのリズム、言葉のリズムというか。
つーか、世界観が独特すぎて、理解しようというところまでいかないんですよね。
そもそも歌詞自体、理解してもらうことなんて意識して書いてないような内容だし、
正直、3rdアルバムは歌詞うんぬんメロディーうんぬんより、自分の感性に合うか合わないか、
だと思います。




以上!
椎名林檎さんのアルバム紹介でした。
今まで当ブログでは、椎名林檎さんの曲をオススメすることはありませんでした。
と言うのも、わたし自身、彼女の曲は万人に受け入れられるようなものではないと思っていたからです。
もともと椎名林檎さんはその自由奔放さから、好きなひとは好きだし、理解できないひとは一生理解できない、みたいな歌手だと思うんですよ。
それでも合う合わないかは別として、一度は聴いて見る価値のある歌手の1人だと思います。
意外におもしろい、と感じる方も中にはいるのではないかなぁと思います。
ちなみに、友人には1stと2ndアルバムを貸して、3rdはどうしようか…。
いま、とても悩んでいます。
音楽好きなら、絶対びっくりするアルバムであることは間違いないのですが、いかんせんタイトルからしてすでに、一見さん御断りみたいなオーラが出ているので…。
どうしようか、本気で悩みますw



おわり。