椎名林檎ファンの視点から見たリオオリンピック閉会式!
ども!
ずしおうまるです。
リオオリンピック…ついに閉会!
今回は選手たちの大活躍により、メダルラッシュ!たくさんの感動をわけて頂きました。
まずは日本を代表する選手の方々、お疲れ様でした!
そしてありがとうございました!
やー、しかし閉会式の東京オリンピックの演出・映像…すばらしかったですね。
じつは今回の演出に椎名林檎さんが携わっていたとのことで、これは林檎さんのファンとしてブログに書かねばならない、という使命感に駆られ、記事にしてみました。
内容としてはあくまで椎名林檎さんのファンとしての視点なので、
椎名林檎さんが苦手な方や、オリンピックの感想を純粋に見たい方にとっては微妙な内容になってしまうと思うので、いやだなーと思う方は逃げてください(^o^)!
では以下より感想!
正直、高校生の頃から、椎名林檎さんのファンですが、今までこれほど嬉しいことはなかったかもしれません。
リオオリンピックの閉会式で流れたあの名曲の数々、そしてあの演出。
感動して鳥肌が立ってしまいました。
最初こそ、椎名林檎さんがオリンピックに何らかのかたちで携わると聞いたときは、ファンとして嬉しい反面、それはちょっと違うんじゃ…と思うところがありました。
林檎さんは良い意味でも悪い意味でも奔放な方なので、彼女のことをものすごく好きなひともいれば、ものすごく嫌いなひともいるんですよね。
ひとによって好き嫌いがはっきり分かれてしまうアーティストの典型だと思います。
だからこそ、林檎さんのことを大好きなファンだけが、彼女の作る曲や世界を堪能してれば良いのだと思っていたし、
嫌いなひとやわからないひとは無理に好きになる必要もないし、それで良いと思っていました。
オリンピックなんて大それた舞台に携わる必要なんてないんじゃないかな、と。
きっと、林檎さんを応援し続けているファンとして、椎名林檎が大嫌いな心ないひとたちに、彼女の曲や演出を否定されるのが怖かったのです。
でも、あのわずか8分間ほどの演出を見ていたら、月並みですが、やっぱり林檎さんってものすごいひとなんだな…と思ってしまいました。
わたしの不安なんて、ちっぽけなものだったな、と。
林檎さんファンなので、林檎さんをヨイショしてしまいましたが、彼女だけでなく、演出チームのすごさがハンパない。
あの演出に携わった全ての方々の才能とアイディア、東京オリンピックに対する熱い思いがあったから、あれほどクオリティが高いものが作ることができたのでは、と思います。
林檎さんの才能うんぬんというより、むしろあのチームに素晴らしい才能と技術をもった方々が集結したからこそですね。
ネットなどでは、もっと和を全面に出したほうが良かったのでは、という声もあったようです。
が、あくまであれは、東京オリンピックのPRであり、日本のPRではない。
和を全面に出すと、日本のPRになってしまうので、東京の雑多な感じをうまく表現しているあの演出は、東京オリンピックのPRとして正解…と言われていました。
なるほど!と思わず納得。
また、最近流行りのポケモンを使わなかったところも粋でしたね。
まあ、ポケモンGOは賛否両論があるのであえて使わなかった可能性もありますが。
逆にマリオにしたのはホントによかったです。
MARIOとRIOがうまく掛かっているも、リオオリンピックへのリスペクトを感じます。
また映像で選手たちが力強く集結するシーンがありますが、
これは1964年の東京オリンピックのポスターのオマージュだそうです。
やべぇ…めっちゃかっこいい…これもまた粋な演出ですね。
さて、楽曲に関しての感想ですが、
あの東京オリンピックの紹介映像のオープニングで流れている音楽。
じつは椎名林檎さんの楽曲で「ちちんぷいぷい」という曲なんです。
「日出処」というアルバムに収録されています。
イントロが始まった瞬間、思わずハッとしてしまいました。
もちろんインストゥルメンタル(歌なし)バージョン。
あくまでBGMという扱いですが、もちろんこれで良いと思いました。
林檎さんの楽曲は歌や歌詞がなくても光る…というか、歌や歌詞がないからこそ違った視点から良い部分を発見できるのです。
ただ、歌詞や歌を知っている身としては、微妙に合っているような合っていないような…って違和感を感じてしまって悔しいw
曲を知らないひとだったらBGMとして、スッと入っていったのではないでしょうか。
映像後半、マリオ登場あたりで流れていた楽曲は、元・東京事変のピアニストH ZETT Mさん作曲の「Neo Japanesque」
ピアノが非常に心地よく、胸にストンと入ってくるかんじ。
モダンな雰囲気が良いですね。
H ZETT Mさんは演奏技術も素晴らしいので、見たことがない方はぜひ動画なども見て欲しいです。
また、映像終了後は中田ヤスタカさん作曲のオシャレなテクノBGMが流れ、
後半では再び椎名林檎さんの楽曲「望遠鏡の外の景色」
こちらはもともと歌なしの曲だったと思うので、演出と合わさってしっくりきました。
原曲もかなりカッコ良い曲なんですが、
こちらはジャズアレンジになっていて、東京の夜を感じさせるようなオシャレな雰囲気に仕上がっています。
林檎さんの曲は和を感じさせる曲も多いのですが、あえてそれを選ばず、都会的な雰囲気の楽曲を選んだあたり、さすが!と言わざるをえません。
東京と言えば椎名林檎!
わかってらっしゃいますよね。
中田ヤスタカさんの楽曲も東京の無機質な感じをうまく演出していて、林檎さんとヤスタカさんの楽曲がうまくマッチしていたように感じました。
さらに、リオオリンピック閉会式をやっていた時間帯、新宿は豪雨だったそうです。
ツイッターなどではそれすら林檎さんの演出などと言われていましたw
まあ、偶然ですけどね。
ナース服を着て、ガラスを叩きわり、メンヘラっぽい曲を巻き舌で歌い上げ、
ライブでナプキンをファンに投げつけていた彼女が…。
まさかオリンピックに携わるなんて、当時だれが想像したでしょう。
ファンも、もちろん本人にとってもびっくりな出来事だったのではないでしょうか。
それにしても今回の演出・映像は国内・海外共に好評なようですし、ほんとによかった!
が、あくまで椎名林檎さんはリオオリンピックの閉会式をPRする演出メンバーだっただけで、東京オリンピックの開会式・閉会式に携わるかどうかはまだ未定のようです。
これだけ好評だと否が応でも期待しちゃいますけどね。
またこの演出チームで東京オリンピックの開会式・閉会式を手がけてくれたら、良いものができるんだろうなあ。
ただ、椎名林檎さんのファンとして東京オリンピックの演出もやってほしいと思う反面、これだけ出し尽くしたんだから、もう良いんじゃない?と思うような…。
東京オリンピックは、「AKB」や「EXILEファミリー」や「ジャニーズ」に任せて、出しゃばらないほうが良いのでは…と心配してしまいます。
やっぱり椎名林檎さんはアンチが多いのも、ファンには周知の事実。
もし東京オリンピックでも林檎さんが関わるなら、歌はうたわず、今回のようにあくまで演出と楽曲に携わる程度にしてほしいな。
もちろん、林檎さん本人もオリンピックで歌う気はさらさらないでしょうけれど。
今後どんな感じになるかはわかりませんが、
できればこの素晴らしい閉会式を日本の開会式に繋げてほしいものです。
以上!
椎名林檎ファン視点から見たリオオリンピック閉会式でした!
おわり。