DQ8:王の器
ども!
ずしおうまるです。
前回、魔法の鏡を求めてサザンビーク城にやってきたエイトたち。
サザンビークの王様、クラビウス王になんとか鏡を貸してもらえないかお願いするも、やはり王家の宝をやすやすと旅人に貸せないと断られてしまう。
しかし、王家の儀式に挑むだめだめ王子のチャゴスを護衛してくれたら、魔法の鏡を譲ってもいいという条件を出してくれた。
エイトたちはチャゴス王子の護衛をすべく、王家の山を目指すことになったのだ。
さて。
王家の山までやってきたエイトたち。
さっそくアルゴリザードに逃げられないよう、身体中にトカゲエキスをつける。
アルゴリザード発見!
アルゴリザードに気付かれずに近づくポイントは、
後ろから回り込んで、
歩きながらゆっくりゆっくり近づく…
近づくと戦闘になるのですが、強さはそこそこ。
ただもうどくのきりがちょっとうざい。
戦闘になるといちおうチャゴスも参加するけど、1ターン経過後、逃げます。
やっぱりだめだめ王子ですわ…
戦闘終了後、無事にアルゴンハートをゲット!
これでエイトたちも御役御免かと思いきや…
アルゴリザードもたいして強くなかったと抜かすチャゴス王子。
おまえはなんもしてねぇだろw
あまつさえ『もっと大きいアルゴンハートがほしい』と言いだす。
これにはゼシカも呆れ返る…。
ゼシカが嫌いそーなタイプだよね、チャゴス王子…
むしろこいつを好きになれるひとは、よほど寛大な心の持ち主だけだろう。
その後も、チャゴス王子に命令されるがまま、アルゴリザードを狩るエイトたち。
向こう岸にいるアルゴリザードをジョロの実でおびき寄せたり…
巣穴にいるアルゴリザードをジョロの実でおびき寄せたり…
しかしどのアルゴンハートもチャゴス王子のおめがねには叶わず…。
最初はビビっていた王子もエイトたちさえいれば危険はないとわかったのか、どんどん調子に乗っていく。
とにかくでかいアルゴンハートを手に入れて、父上や町の人たちを驚かせてやるのだというチャゴス王子。
とんだバカ王子である。
アルゴンハートの大きさを競う儀式じゃなかろーに。
なんの為の儀式なのかまったく理解できてないんだろうなあ。
終いにはこんなこと言いだす始末…。
だから、おめーはなんもしてねぇんだよw
なんだが、チャゴス王子を王様にしたら、サザンビークが滅びる結末をたどりそうな気がしてならないww
そして日が落ちてきた為、狩りは一時中断。
夜明けを待ち再び狩りにでることになった。
一夜明けて…
エイトは馬の鳴き声と、騒がしいチャゴス王子の声とトロデの声で目を覚ます。
なんと…
あろうことか、チャゴス王子がミーティアに乗っている!
トロデはなんとかそれをやめさせようとしているようだ。
うあー…。
これはアカンやつやで…。
最初はできるだけ穏やかな口調で止めていたトロデだが、徐々に怒りで言葉が荒れだすw
そりゃそうだ…いくら馬になったからって、自分の大切な娘にかわりはない。
いくらチャゴスが事情を知らないにしても、こんな乱暴な扱いされれば怒るに決まってる。
ついにミーティアはチャゴス王子を地面に叩き落としたてしまった。
チャゴスwwざまぁwwどんまいっすww
小心者の癖にプライドだけはやたら高いチャゴス王子。
ミーティアに叩き落とされたことに怒り、『馬のしつけがなっていない!鞭で調教してやる!』と言いだす。
だが、トロデ王がそれをさせない。
ミーティアの代わりに自らの尻を出し『代わりにワシの尻をたたけ!』と叫ぶ。
あーあ。
こりゃ婚約解消だな…。
と、そのとき、ヤンガスが慌てたように走ってくる。
なにやら緊急事態のようだが…
『アッシが気持ちよく野g……!
あっ、いやいや。花を摘みに行っていたら、なっなんと!
ガケ下にとんでもなくデカイ……』
とにかくきてほしいというヤンガス。
わかった。君が気持ちよく野糞をしていたことだけはわかった。
ヤンガスに呼ばれるままガケ下を見ると…!
アルゴングレート
おー!でかいっ!
でも恐るるに足らず。アルゴリザードのデカイ版と考えれば大したことはない。
戦闘後大アルゴンハートをゲット。
大はしゃぎのチャゴス王子。
ハイハイ、ヨカッタネーヨカッタネー
ようやくこのバカ王子ともオサラバである。
エイトたちが我慢してチャゴスに協力したのは、本来の目的のため。
あくまで魔法の鏡の入手のためだからね。
サザンビークに着くと年に一度のバザーが開催されていた、
おおはじゃぎのチャゴス王子。
城に戻るのは後回しにして、バザーを見物してくると言い残し去っていった。
チャゴス王子を追うと…
先ほど手に入れたよりも、もっと大きなアルゴンハートを闇商人と取引し手に入れていた。
この商人もバザーが終わればサザンビークを出る。
つまりこのことを知っているのは、チャゴスとエイトたちのみ。
くれぐれも内密にするように、とエイトたちに命じると、嬉しそうにチャゴス王子は去っていった。
その取り引きの現場を見ていた者がもう一人いたことも知らずに…。
サザンビーク城に戻ると、心なしか城内が騒がしい。
チャゴス王子が大きなアルゴンハートをとってきた!話題はそれでもちきり。
謁見の間に行ってみると…
大きなアルゴンハートを自慢げに見せつけるチャゴス王子。
歴代の王たちに比べていちばん大きい!と賞賛の声があがる。
皆がチャゴス王子を褒め称える中、
クラビウス王は真剣な表情でゆっくりとチャゴスに近づくと、静かに問いかける。
『これは、お前が倒したリザードから得たものであると、神に誓えるだろうな?
仮に協力者がいたとしても、お前が戦ってこれを手に入れたのなら、わしはお前のちからを認めるだろう。
だが…それ以外の方法で手に入れたのなら、わしはお前を認めん。
いま一度、問う。戦って得たのだな?』
チャゴスェ…
結局…チャゴスは自分の口から真実を語ることはなかった。
自分が戦って得たアルゴンハートだと言い張ったのだ。
クラビウス王はチャゴスを咎めることはしなかった。
ただ、その背中がどこか悲しそうに見えるのは気のせいだろうか。
エイトたちはクラビウス王に全ての経緯を説明する。
チャゴスは王家の山に行き、きちんとアルゴンハートを得たこと。
しかし、もっと賞賛を得たいがために、バザーの商人が売っていた大きなアルゴンハートを買ってしまったこと。
説明を終え、クラビウス王にチャゴスのアルゴンハートを手渡すエイト。
クラビウス王はどこか嬉しそうにそれを受け取った。大きさなど関係ない。
素直に自分でとってきたものを見せてほしかった。
いつかこのアルゴンハートを見せて、チャゴスを叱ってやるのだ、とクラビウス王は笑った。
チャゴスに比べて出来た王様だよ…。
クラビウス王はちょっとチャゴスを甘やかし過ぎたけど、ただひとりの身内だから…仕方がないのかもね。
王様というより父親としての面が強い王様ですね。
一悶着あったが、約束通り魔法の鏡を手に入れたエイトたち!
喜びも束の間…どうやら鏡の魔力がなくなってしまったようだ。
少し前に宝物庫に道化師の姿をした賊が忍びこんだそうだが…。
おそらくドルマゲスが先回りして鏡の効力を失わせていたようだ。
せっかく手に入れた魔法の鏡がただの鏡になってしまった。
結局また振り出しに戻る…。
と、思いきやどうやらかつてこの城につとめていた王宮魔導師のおじいさんならば、なんとか出来るかもしれないという。
彼が住んでいる場所は城から西…もしかして、不思議な泉で出会ったおじいさんかな?
エイトたちは鏡の力を取り戻すべく、サザンビークを後にするのだった。
以上!
やー、チャゴス王子が想像以上にクズすぎて疲れましたね。
なんかこのままいったらクズ王になりそう。
クラビウス王があの場でチャゴスを叱らなかった判断よかったんでしょうか?
おわり。